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ティアフォー:低速自動運転車向け量産型「AIパイロット」の提供開始

MotorFan / 2019年1月10日 5時45分

ティアフォー:低速自動運転車向け量産型「AIパイロット」の提供開始

ティアフォーは、商用施設内や市街地郊外の短距離移動、また工場・倉庫内での物流搬送を支える低速自動運転車向けに、自動運転に必要となるセンサー(LiDAR、カメラ、IMU、GPS等)、コンピュータデバイス、各種ハードウェア及びソフトウェアをすべて一体化した量産型システムユニット「AIパイロット」の本格的な提供を開始する。

「AIパイロット」は、ティアフォーが開発する自動運転技術を集約したシステムユニット。事前にキャリブレーション済みのLiDARやカメラ等のセンサー類を一式まとめた筐体を車体ルーフに取り付け、オープンソースの自動運転ソフトウェア「Autoware」がインストールされたコンピュータデバイスと接続することで、短期間で自動運転車を構築できる。また、通信機器のサポートも用意されており、走行データをモバイル通信やWiFi通信でサーバーにアップロードすることや自動運転に必要な3次元地図データをティアフォーが提供するクラウドサービスからダウンロードすることも可能。さらに、ティアフォーが併せて提供する「T4 Account」を購入することで年間のメンテナンスやテクニカルサポート、さらには損害保険や自動運転中のリモートサービスも受けることができる。


 同製品は、マクニカより販売となり、2019年1月16日(水)~1月18日(金)に東京ビッグサイトで開催される「第2回自動運転EXPO」の同社のブースにて低速自動運転車とともに実物展示される。販売開始は2019年1月16日。

 

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