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RAYSブースで、プリウス PHVをベースにした新型GT300マシンをアンベール【東京オートサロン2019】

MotorFan / 2019年1月11日 14時35分

RAYSブースで、プリウス PHVをベースにした新型GT300マシンをアンベール【東京オートサロン2019】

2019年の東京オートサロン「RAYSブース」で行なわれたプレスカンファレンスにて、aprが今季のSUPER GT 300クラスへの参戦発表し、TOYOTA GR SPORTS PRIUS PHVをベースとした新型GT300車両の公開を行なった。

ドライバーラインアップは、昨年同様2台体制。No.31号車は嵯峨宏紀選手と中山友貴選手。No.30号車は、永井宏明選手と織戸学選手。

 aprは、SUPER GT300チームのなかでも、さまざまな提案をしていくチームという印象が強く、2012年からはトヨタ先行開発の一環として、トヨタ・プリウスをベースに、ミッドシップレイアウトにしたJAF-GT車両でGT300クラス参戦している。

 今季レギュレーションの変更により、ミッドシップレイアウトがプリウスGTとして使えなくなることから、基本設計にはトヨタ/TRDの最新手法を取り入れ、10ヶ月間をかけてFRレイアウトによる新設計をapr独自の設計思想を盛り込んで開発した。

 ベース車両も、これまでのZVW50型のプリウスから、とくに空力性能の高いZVW52型GRスポーツ・プリウスPHVをベースにスイッチ。ハイブリッドシステムの今後の発展のためにも、より進化の可能性が高いPHV車両を採用する。シャシーは、カーボン素材を多用する軽量シャーシとして、治具を従来から約2倍用いることで、増歪みのない高い剛性を確保。さらには風洞実験を重ねた過去最高のエアロダイナミクスを誇るという。

 ホイールには、レイズ製の最新モデルを装着。メイド・イン・ジャパンによる軽量・高剛性のホイールでレースをサポートする。

最新型レイズ製ホイールを装着する。



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