「経営スピードをさらに高めていきたい」GM新社長にマーク・ロイス氏が就任

　ゼネラルモーターズ(GM)は、2019年1月3日、マーク・ロイス氏がエグゼクティブ・バイスプレジデント(新社長)に就任したことを発表した。

「新しい役割は私にとって大きな名誉です」

　マーク・ロイス氏は、これまでグローバル製品開発・購買部門と、キャデラックブランドを牽引してきたが、今後は、品質管理組織の全責任を担うことになる。

　メアリー・バーラGM会長兼CEOは、マーク・ロイス氏の社長就任について、次のように語っている。

「マークのグローバルな運用経験、深い製品知識、強力なリーダーシップは、私たちGMが現在の事業を強化し、成長機会を活かし、さらに将来のパーソナルモビリティ像をより明確にするという目標に向けて大きな助けになります。マークは、これまでも当社の数々の受賞歴に輝く車両の開発をリードする上で重要な役割を果たすとともに、電気自動車そして自動運転技術の拡大に備えて、強固なチーム体制を整えてくれました」

　 一方、新社長となったマーク・ロイス氏は「これまでGMで一貫して数多くの経験を得たことをとても誇りに思っています。そして今、この新しい役割は私にとって大きな名誉です。我々の優れた乗用車、ピックアップトラック、クロスオーバーのラインアップとともに、経営スピードをさらに高めていきたいと思います」とコメントしている。