全固体電池では主導権を渡さない!? トヨタとパナソニックが、EV用電池で新会社設立へ
MotorFan / 2019年1月22日 12時30分
トヨタとパナソニックは。2020年に共同で車載電池の新会社を設立する。これは、新聞各紙が報道しているとおりで、新会社の出資比率はトヨタ51%、パナソニック49%になる見通しだ。
自動車の駆動用二次電池に関しては、中国や韓国のメーカーが躍進している。トヨタとパナソニックは新会社を設立することで、コスト競争力の向上と次世代技術の開発強化を図る目論見だ。
現在の世界の車載リチウムイオン電池のシェアは
1位:CATL(寧徳時代新能源科技)中国
2位:パナソニック
3位:BYD(中国)
4位:オプティマムナノ(中国)
5位:LG化学(韓国)
6位:グオシュエン・ハイテク(中国)
7位:サムソンSDI(韓国)
トヨタとパナソニックは、HV向け電池で提携関係にある。
プリウスが搭載する電池は、プライムアースEVエネジー社が生産しているが、同社はトヨタとパナソニックの合弁会社だ。(80.5%、パナソニックグループ19.5%)クルマの電動化を見据えてEV向けに関しても提携を検討すると17年12月に発表していた。
パナソニックは、テスラ向けの車載電池工場(アメリカ・ネバダ州の「ギガファクトリー」)以外の、5箇所の工場(兵庫県、中国・大連など)を新会社に移管。20年代前半からEV用大容量電池の量産を本格化する。
生産した電池は、トヨタ、ダイハツ、提携関係にあるスバル、マツダなどに供給する見込み。もちろん、トヨタとパナソニックは、次世代電池である「全固体電池」の開発を共同で進めたいと考えているはずだ。
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