スバル、電動パワーステアリングの不具合で操業停止 フォレスター、インプレッサ、XVのSGP3モデルで
MotorFan / 2019年1月24日 11時15分
スバルは、群馬製作所で生産した主力3モデル(フォレスター、インプレッサ、XV)のパワーステアリング機能に不具合が生じるおそれがあるとして、現在群馬製作所の操業を停止している。
パワーステアリング部品に不良があることが判明したのは、1月16日。スバルは、品質第一の観点から安全を最優先して同日夜から群馬製作所(本工場、矢島工場)のすべての車両生産・出荷を停止、当該モデルの新車登録を一時停止している。
不良が生じている可能性がある車両の製造期間は
2018年12月下旬から2019年1月16日(ただし、この製造期間は現在精査中で今後変動する可能性があるとしている。また12月29〜1月6日までは冬季休暇中だったため、この期間は生産していない)
不良が生じた場合の症状は次の通りだ。
メーターパネル内のステアリング制御警告灯が点灯するとともに、パワーステアリング機能が停止し、ハンドル操作が重くなる(通常よりも大きな力を要する状態)恐れがある。万一、そのような状態になったら、直ちに運転を中止し、近くのスバルディーラーへ連絡してほしい。
報道によれば、不良が生じる可能性がある電動パワーステアリングは、日立オートモティブシステムズ製でスバル向け専用部品だという。
スバルは、週明け(早ければ28日月曜日)から、群馬製作所での車両生産・出荷を再開する方向で準備を進めている。
群馬製作所は、現在、主力3モデル(フォレスター、インプレッサ、XV)を含めた9モデルの生産を行なっている。同一ラインに9モデルすべて流す混流生産だ。レガシィ、アウトバック、レヴォーグ、WRX、86/BRZについては、この電動パワーステアリング部品を使っていないため、今回の不良の対象ではないが、同ラインでの混流生産なので、生産が止まっている。
今回の不良がリコールになるかは現在のところ不明だが、事案の公表が遅れたことで、その対応を問題視する向きもある。2017年秋以降に相次いだ検査不正の影響が長引き、国内販売は18年12月まで14か月連続の前年割れになっている。早く信頼を回復してスバル・ユーザー、スバル・ファンの期待に応えてほしい。
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