1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

ラピュタは本当にあったんだね! ……マツダに

MotorFan / 2019年2月2日 7時0分

ラピュタは本当にあったんだね! ……マツダに

ええと、出オチ的な記事ではありますが、ほとんど忘れ去られているであろうマツダのラピュタというクルマを振り返ってみましょうか。

 かの有名な映画と同じ名前を持つマツダのラピュタが登場したのは、今を遡ることちょうど20年前の1999年の3月でした。ラピュタの写真を見てお気づきの方もいらっしゃると思いますが、このクルマはスズキのkeiのOEM車両でありました。そもそもkeiというクルマは、当時RAV4やCR-V、ハリアーが巻き起こしたクロスオーバーSUVブームの流れに乗った軽SUVなのでありました。

 それをスズキからOEM供給を受けたのがラピュタで、ラインナップもkeiに準じたものです。ボディは3ドアと5ドアの2種類。エンジンはターボエンジンのみ! しかも64psのDOHCターボと60psのSOHCターボの2種類という、今思うと統一しても良いのでは……と思ってしまうような設定です(後にマイナーチェンジでNAエンジンも追加)。駆動方式はFFと4WDの2種類。トランスミッションは基本4速ATですが、SOHCターボには5速MTの設定もありました。マニュアルターボがわずか102万3000円から手に入った……と聞くと羨ましがる人もいるのでは!? 

2000年のマイナーチェンジで、グリルがマツダの5ポイントグリルとなってkeiとの差別化が図られました。

 軽自動車のSUVモデルという、今のSUVブームを先取りしたような位置づけにターボエンジン+5速MTという組み合わせ。そしてこの車名と、今ならSNSを通じて話題になっても良さそうなマツダ・ラピュタ。登場する時代がちょっと早すぎたのかもしれませんね。
 
 さて、かの映画では最終的にラピュタは人の手の届かない存在となってしまいますが。こちらのラピュタはまだ手に入れることができます。中古車市場を見ると、1月末で下は5万円から、上も45万円までで出回っています。どうですか? 50万円足らずでラピュタを思いのままに操れるのです! 運転しながらム○カごっこに浸るも良しですよ。ただ間違えても「人がゴミのようだ!」なんていう運転はしないように……。

タコメーターのフルスケールは10000rpm!

今の軽自動車のリヤシートよりも立派!?

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください