この40年で、もっとも優れたデザインの日本車は? ユーノス・ロードスター、ワゴンR? それともエスティマ、Z、ピアッツァ?
MotorFan / 2019年1月28日 22時30分
カースタイリングとトゥールズインターナショナルが主催する「C&Tミーティング2019」では、毎年「日本カーデザイン大賞」の授賞式がおこなわれる。今年は40回記念として、これまでに受賞した車種を対象に参加者投票を実施。「この40年でもっとも優れたデザインのクルマ」が選ばれた。 TEXT & PHOTO◎古庄速人(FURUSHO Hayato)
投票の結果、もっとも支持を集めたのはユーノス・ロードスター。会場では、かつてマツダのデザイナーとしてこの小型スポーツカーの誕生とデザイン開発に大きく貢献し、現在はアメリカの大学で教鞭を取る俣野務氏、そして現在マツダのモデリングスタジオ部長としてクレイモデル制作を指揮する呉羽博史氏が受賞ボードを受け取り、喜びを語った。
次点となったのはいすゞ・ピアッツァで、それ以下はスズキ・ワゴンR(初代)、トヨタ・エスティマ(初代)、日産フェアレディZ(4代目)などが団子状態で続く結果となっている。実は「日本カーデザイン大賞」は、現在こそ「日本市場で発売された新型車」を対象としているが、スタートから30年ほどまでは「日本メーカーの、日本市場向け新型車」のみを対象としていた。
また来場者がその場でパネルを見て選ぶ「お遊び企画」の要素が強かったため、どちらかといえば自分がかっこいいと思う、あるいはエポックメイキングだったと思う車種に票が集中していたように感じられた。本質的なデザインを真面目に評価したとは考えづらい。
それでも票を集めた車種はいずれも、デザインの面で日本の自動車史に名を記すべきものであることは間違いない。そしてユーノス・ロードスターの商品企画やパッケージング、スタイリングなどあらゆる面のデザインで、世界中の自動車メーカーに大きな影響を与えたことに異論を唱える人はいないことだろう。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
マツダが「コスモスポーツ」を復活!? 伝統の“ロータリーエンジン”を搭載した「コスモ21」が凄かった! 超レトロ顔の「2シータークーペ」は驚きの“ロードスター”ベースで開発!?
くるまのニュース / 2025年1月15日 10時10分
-
マツダ「新コスモスポーツ」!? 旧車デザイン&ロータリーエンジンじゃないエンジン採用のカスタムカー! ロードスターベースで現代にNATSが復活させた「COSMO VISION」が話題に
くるまのニュース / 2025年1月9日 15時10分
-
マツダ「新型ロードスター“ワゴン”」!? まさかの「ステーションワゴン化」で超カッコイイ! めちゃ便利そうな「斬新モデル」のCGがスゴイ
くるまのニュース / 2024年12月31日 6時10分
-
280psにグランドワゴン「2代目レガシィ」の挑戦 外国人デザイナーによるスタイリングも意欲的
東洋経済オンライン / 2024年12月28日 7時50分
-
旧車オーナーが選ぶ人気の平成スポーツカー、2位はホンダNSX。1位に選ばれたのは?
PR TIMES / 2024年12月25日 13時15分
ランキング
-
1「新千歳空港まで迎えに来て!」180km離れた旭川に住む友人を“パシろうとする”カップルの末路。ほかの友人たちにも見放されたワケ
日刊SPA! / 2025年1月17日 8時51分
-
2「メニューしょぼくなりすぎ」「粉チーズ有料とか…」サイゼリヤ“不満噴出でも最高益”の矛盾のワケ
女子SPA! / 2025年1月18日 8時47分
-
3太陽光パネルの買い換えは高額だと思うのですが、それに見合うメリットはあるのでしょうか? また、補助金などは出ないのでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2025年1月18日 3時50分
-
430代会社員の息子が「クレジットカード」の審査に落ちました。年収も「400万円」あるのになぜ?
ファイナンシャルフィールド / 2025年1月20日 2時10分
-
5古い「カセットボンベ」を使うと“ガス漏れ”の恐れ 使用期限は何年?
オトナンサー / 2025年1月20日 22時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください