“燃費レーサー”初代ホンダ・インサイトはF1並のフォーミュラカーだ!
MotorFan / 2019年2月1日 11時5分
まず、新型インサイトはすっかり上質なセダンとして生まれ変わりましたが、そこらへんは本誌を読んでいただくとして、今回のお題は初代インサイト。 取材中に新型の開発責任者が発した、初代インサイトを形容したフレーズに痺れたというお話。
先日発売された三代目インサイト。もちろん我々ニューモデル速報は「新型インサイトのすべて」を製作したのですが、その中の企画のひとつ「開発ストーリー」の取材最中に、新型インサイトの開発責任者である堀川克己さんが発したフレーズが個人的に、ハートにズッキューーン! だったのです。
いわく、『ファースト(初代インサイト)は簡単に言うと燃費レーサーで、セカンド(二代目)はIMAシステムを広く普及させるためのクルマでした。』
だそうです。どうですか? “燃費レーサー”、カッコよくないですか?
誤解を恐れずに言えば、要は初代インサイト、ハッキリ言って、クルマとしての利便性など二の次三の次で、何しろ当時の最高燃費性能を持たせることが最大の開発コンセプトだったんだと思い知らされます。
確かに振り返ってみれば、流線型のスタイルとリヤホイールハウスを覆うスパッツ。タイトな室内に目を移せば、モノフォルムシートが二脚だけの2シーターで、空力優先で後部が絞り込まれて広さも深さもないラゲッジ。実用車としては疑問符がつきますが、逆にまさにレーサーというコトバがシックリきます。
もうワタクシ、このひと言を聞いた途端に初代インサイトが欲しくなってしまいました。日本の自動車メーカー随一のレース屋がつくった“燃費レーサー”は、優れた燃費性能を叩き出すというレギューレーションに沿って開発された。
F1マシンもかくや、というストイックさを感じる一台だと思いませんか?
中古車をネットで検索すると、30〜50万円くらいからあるんですね。
Hondaの意地を感じるファースト・インサイト。今乗り回してたらかっこいいよなあ。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ガソリン1Lで「約28キロ」走る“低燃費ナンバー1”の「軽」とは? “106万円”から&最新装備もバッチリでコスパ最高! スズキ最新「アルト」がスゴイ!
くるまのニュース / 2025年1月12日 13時10分
-
トヨタ新「アクア」がスゴイ! 上質ブラウン内装の「小さな高級車」仕様“ラフィネ”も追加! 「大人気コンパクトカー」の進化とは
くるまのニュース / 2025年1月8日 8時10分
-
68万円! トヨタ「新型プリウス“クーペ”!?」がスゴい! 精悍サメ顔の「ハチロク」!? ド迫力ワイドボディの「AIMGAIN GR86 GT-S」とは
くるまのニュース / 2025年1月3日 13時10分
-
トヨタ最高級「クラウン」がスゴイ! 大排気量「V8エンジン」搭載の超“豪華仕様”! 美しすぎる「マジェスタ」とは?
くるまのニュース / 2024年12月28日 6時10分
-
8人乗り&4人乗り登場! トヨタ新「アルファード/ヴェルファイア」発表! 安いグレード&PHEV追加で価格差550万円!? 一部改良何が変わった? さらなる豪華仕様も
くるまのニュース / 2024年12月24日 6時30分
ランキング
-
1「メニューしょぼくなりすぎ」「粉チーズ有料とか…」サイゼリヤ“不満噴出でも最高益”の矛盾のワケ
女子SPA! / 2025年1月18日 8時47分
-
2太陽光パネルの買い換えは高額だと思うのですが、それに見合うメリットはあるのでしょうか? また、補助金などは出ないのでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2025年1月18日 3時50分
-
3「新千歳空港まで迎えに来て!」180km離れた旭川に住む友人を“パシろうとする”カップルの末路。ほかの友人たちにも見放されたワケ
日刊SPA! / 2025年1月17日 8時51分
-
4“あおり運転”してきた黒いハイエースの意外すぎる正体。運転手が青ざめた表情で平謝りするまで
日刊SPA! / 2025年1月21日 8時52分
-
5「フジテレビ問題」の根源は"経営不在"にある 2010年代から「一人負け」に陥ってしまった
東洋経済オンライン / 2025年1月21日 9時20分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください