マツダ3ハッチバックの多彩な国産ライバルたち シビック/カローラスポーツ/インプレッサ 200万円台後半のHBをどう選ぶ?
MotorFan / 2019年2月3日 13時25分
この春には日本デビューも予定されている期待のマツダ3(旧車名:アクセラスポーツ)。価格は未発表だが、主力の2.0ℓガソリンエンジン車が240-270万円程度か。このあたりは、国産勢のハッチバックも強力なライバルがひかえている。
大注目のマツダ3。正式デビューは今春(3月?4月?)である。もちろん、価格は現在判明していないが、
1.5ℓガソリン(SKYACTIV-G1.5)
2.0ℓガソリン(SKYACTIV-G2.0)
2.0ℓガソリン+24Vマイルドハイブリッド(SKYACTIV-G2.0+M-Hybrid)
2.0ℓガソリンSKYACTIV-X
1.8ℓディーゼル(SKYACTIV-D1.8)
が国内投入されるはず。G2.5は国内で販売されない。また、注目のSKYACTIV-Xエンジン搭載車の販売は少し先になる模様だ。
価格は、上に書いた順番で、SKYACTIV-XはディーゼルのSKYACTIV-D1.8よりも安く、2.0ℓM-Hybirdよりは高いという位置づけに落ち着くようだ。トランスミッションは、MTも選べると予想できるが、どのパワートレーンでMTが設定されるかはわからない。さすがに国内で全パワートレーンでMT/ATが選べるようになるとは思えないが……。
さて、このマツダ3。世界的に見ればVWゴルフ、フォード・フォーカス、アウディA3、メルセデス・ベンツAクラスなどもライバルになるが、国内で言えば、価格的に言ってライバルは
カローラスポーツ
シビック
インプレッサ
というのが真っ先に挙げられる。
どのモデルも250〜270万円台に収まる。
まずはボディサイズから。これは小さい順に並べてみよう。
トヨタ・カローラスポーツ ハイブリッドG 車両本体価格●252万7200円
全長×全幅×全高:4375×1790×1460mm
ホイールベース:2640mm
トレッド:F1530/R1530mm
車重:1370kg
スバル・インプレッサスポーツ20.i-Sアイサイト 車両本体価格●261万3600円
全長×全幅×全高:4460×1775×1480mm
ホイールベース:2670mm
トレッド:F1540/R1545mm
車重:1400kg
マツダ マツダ3HB(SKYACTIV-G2.0+M-Hybrid)
全長×全幅×全高:4460×1795×1435mm
ホイールベース:2725mm
トレッド:F1570/R1580mm
車重:ーkg
ホンダ・シビックHB 車両本体価格●273万240円
全長×全幅×全高:4520×1800×1435mm
ホイールベース:2700mm
トレッド:F1535/R1555mm
車重:1350kg
マツダ3とインプレッサは全長は同じ。このクラスで一番大きいのはシビック・ハッチバックである。カローラスポーツはストロングハイブリッドで車重が1370kg。マツダ3は、これより軽くなっているか? また、ホイールベースは2725mmのマツダ3が最長だ。
次は、パワートレーン。こちらは排気量が少ない順に並べてみよう。
ホンダ・シビックHB
1.5ℓ直列4気筒DOHCターボ
エンジン型式:L15C
排気量:1496cc
ボア×ストローク:73.0×89.4mm
圧縮比:10.6
過給:ターボチャージャー
最高出力:182ps(134kW)/1700-5500rpm
最大トルク:220Nm/1700-5500rpm
トヨタ・カローラスポーツ ハイブリッドG
1.8ℓ直列4気筒DOHC+THS2 Hybrid
エンジン型式:2ZR-FXE
排気量:1797cc
ボア×ストローク:80.5×88.3 mm
圧縮比:13.0
過給:NA
最高出力:98s(72kW)/5200rpm
最大トルク:142Nm/3600rpm
スバル・インプレッサスポーツ20.i-Sアイサイト
2.0ℓ 水平対向4気筒DOHC
エンジン型式:FB20
排気量:1995cc
ボア×ストローク:84.0×90.0mm
圧縮比:12.5
過給:NA
最高出力:154s(113kW)/6000rpm
最大トルク:196Nm/4000rpm
マツダ マツダ3HB(SKYACTIV-G2.0+M-Hybrid)
2.0ℓ直列4気筒DOHC+24Mild Hybrid
エンジン型式:SKYACTIV-G2.0
排気量:1998cc
ボア×ストローク:83.5×91.2mm
圧縮比:13.0
過給:NA
最高出力:122ps(90kW)/6000rpm
最大トルク:213Nm/4000rpm
燃費のデータにいくまでに、トランスミッションやサスペンションの見ておこう。
マツダ3
トランスミッション:6速AT(MTもあるかも)
サスペンション:Fマクファーソンストラット/Rトーションビーム
ホンダ・シビックHB
トランスミッション:CVT
サスペンション:Fマクファーソンストラット/Rマルチリンク
トヨタ・カローラスポーツ ハイブリッドG
トランスミッション:CVT
サスペンション:Fマクファーソンストラット/Rダブルウィッシュボーン
スバル・インプレッサスポーツ20.i-Sアイサイト
トランスミッション:CVT
サスペンション:Fストラット/Rダブルウィッシュボーン
こうしてみると、
フルハイブリッド/マイルドハイブリッド/ダウンサイジング過給/コンベのNAエンジン
CVT/ステップAT(カローラスポーツはMTも。おそらくマツダ3も)
と、なかなか多彩だ。ボディのデザインもそれぞれ強い個性がある。これは選び甲斐のあるカテゴリーだ。
次に燃費データを見てみよう。マツダ3はまだ国内のデータが出ていない。燃費データの低い順に並べてみる。
スバル・インプレッサスポーツ20.i-Sアイサイト JC08モード燃費:15.8km/ℓ
ホンダ・シビックHB JC08モード燃費:18.0km/ℓ
マツダ マツダ3HB(SKYACTIV-G2.0+M-Hybrid) NEDC複合燃費:19.61km/ℓ
トヨタ・カローラスポーツ ハイブリッドG JC08モード燃費:32.2km/ℓ
これはもう圧倒的にトヨタのTHS2が優れている。マツダ3の2.0ℓM-Hybridは欧州複合モード燃費が先頃発表されている。19.61km/ℓの数字は、JC08ならもう少し上の数字になるだろう。もっとも、発表されるのはWLTCのモード燃費になるので、JC08モード燃費と横並びで比較できないが……。
最後に、インテリアもお見せしておこう。
マツダ マツダ3HB
トヨタ・カローラスポーツ
ホンダ・シビックHB
スバル・インプレッサスポーツ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
まさかの229万円!? スバル最新「“スポーツ”ハッチバック」唯一のガソリン車&最安グレードがかなりイイ!「インプレッサ ST」どんなモデル?
くるまのニュース / 2024年9月1日 10時10分
-
日本未発売、ホンダ「シティ・ハッチバック」の実力 1980年代に一斉風靡したホットハッチ再来か?
東洋経済オンライン / 2024年8月30日 9時0分
-
約480万円! マツダ新型「小さな高級“SUV”」発表! 新エンジン搭載&6速MT設定でめちゃ楽しそう! 4.4m級ボディの「シーエックス サーティー」英に登場
くるまのニュース / 2024年8月29日 20時30分
-
カローラ、シビックがライバル、ヒョンデ『エラントラ』2025年型で「スポーティさ」強調
レスポンス / 2024年8月29日 16時30分
-
【2024年】コスパ最強の5ナンバーSUV人気モデル5選! 運転しやすい3ナンバーSUVも合わせて紹介
MōTA / 2024年8月26日 18時30分
ランキング
-
1和田アキ子の限界「アッコにおまかせ!」に終了説 強面キャラが本物の権力者として批判されるように
東洋経済オンライン / 2024年9月24日 12時0分
-
2内臓脂肪に悩む人、やめるべき「お酒の飲み方」5つ 日本人の3人に1人は「脂肪肝」だといわれている
東洋経済オンライン / 2024年9月24日 15時0分
-
3「撤退するヤツも容赦なし!」“異形の戦車”主体のロシア軍部隊 ウ軍陣地に突撃するも返り討ちに
乗りものニュース / 2024年9月24日 11時42分
-
4中国、犬を偽装したパンダが「ワンワン!」吠えてバレる パンダ犬が裏ブームとなる闇事情
もぐもぐニュース / 2024年9月24日 10時28分
-
5「そうだったのか!」料理長が教える玉ねぎの剥き方が参考になる
おたくま経済新聞 / 2024年9月23日 18時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください