ジェイテクト：刈谷市にイノベーション推進する研究施設を新設

ジェイテクトは、多様化・高度化が進む研究課題に対して、より高度なイノベーションを創発するため、同社東刈谷事業場内の一部を改装し、新たな研究開発拠点を開設する。研究分野の創造性向上と働き方改革を目指し、革新的なモノづくりと人材育成をすすめていく。

　ジェイテクトは、2017年の研究開発本部の組織改正を受け、より一層の知的創造を目指すために、既存事業場から切り離した研究施設の設立を模索している。そこで、東刈谷事業場の一部を既存事業の先進領域の強化と新規事業の創発のために有効活用可能と考え、2018年2月よりフロアの改装に着手する。
　この新たな研究開発拠点の開設によって、働き方改革の考えを取り入れた活力ある職場環境づくりと、デザイン思考に基づく発想、試作、評価検証をアジャイル開発を中心に、ジェイテクトの研究部門の強化を図ることにより、独創的な知的創造を推進していく。
「見えて、つながる」「交わり、つながる」「動いて、つながる」「他拠点と、つながる」のコンセプトのもと、東刈谷事業場で働く研究メンバーの意見を反映したフロアデザインとする。

・名称　　JTEKT R&D INNOVATION CENTER Kariya
・所在地　　東刈谷事業場 1A棟2階

　充実した環境で研究開発を進め、独創的なイノベーションの創発推進をすると供に、同社の既存事業場や他社の研究拠点とは違う魅力で、優秀な研究人材の採用も強化していく。また、本施設の成功事例を他拠点へも援用し、更なる発展を目指す。