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アクサルタ「2018年版自動車人気色調査報告書」を発表

MotorFan / 2019年2月8日 11時55分

アクサルタ「2018年版自動車人気色調査報告書」を発表

 アクサルタは第66回「2018年版世界自動車人気色調査報告書」を発表した。その中で、ホワイトが2018年に消費者による車体人気色をグローバルに牽引していたことが明らかになった。ホワイトは38%と驚異的な支持を得て、2位のブラック(18%)と3位のシルバーとグレー(12%)を引き離し、大差でトップの座を保った。
 地域別に見ると、ブラックとグレーが特定の地域で著しく上昇している。ブラックは中国(5%)、アジア(3%)、韓国、アフリカ(共に2%)で上昇し、グレーは、アフリカ(3%)と欧州(2%)で上昇した。

 アクサルタのグローバル・カラー・マーケティング・マネージャーのナンシー・ロックハート氏(Nancy Lockhart)は、次のように述べている。「今回の調査では、 ブラックと組み合わせた暖色系が新たなトレンドとして台頭しており、 ホワイトに挑戦する勢いを見せていることが分かりました。 無彩色の人気が高まっていることに注目が集まっていますが、 自動車業界では有彩色への回帰の兆候も見られます。 無彩色以外ではブルーが最も人気があり、 7%のシェアを維持していますが、 オレンジとブロンズも上昇傾向にあり関心を集めています」

 2018年の報告書の地域別ハイライトは、 次の通り。

アジア:イエロー/ゴールドは1%下落しましたが、 世界的にはインドと中国で最も人気がある。ブルーは環境にやさしい色合いとして日本で見直されている。韓国では、ブラックが2%上昇した。

欧州:グレーが2%上昇した。

北米:ブラウン/ベージュが前年比で2%上昇したが、これは他の地域では見られない。

ロシア:ブラウン/ベージュの人気が最も高い地域はロシアで9%となっており、中国が7% で続いている。

南米:レッドは1ポイント下落して8%となり、北米(9%)に次いで2位となった。

南アフリカ:オレンジは2017年から上昇しており、「その他」に分類される自動車の3.6% を占めている。

 アクサルタの報告書は1953年に版が発行され、自動車業界で最も歴史の長い包括的な自動車人気色調査となっている。世界各地のアクサルタのカラー・エキスパートが集計し作成した本報告書は、自動車メーカー(OEM)に消費者の嗜好に関する興味深い洞察を提供し、自動車塗装色について情報に基づいた決定をする際に役立つ内容となっている。

 アクサルタOEMカラー・デザイナーで中国地域担当のアニー・ユー氏(Annie You)によれば、アクサルタの顧客は毎年発表される報告書とそれが明らかにするトレンドに価値を見出しているという。「中国では、 ホワイトは2017年に62%でピークに達したと思われます。他の地域よりもはるかに高い人気を誇るものの、今年は58%となりました」

 アクサルタOEMカラー・デザイナーで欧州・中近東・アフリカ地域担当のエルケ・ダークス氏(Elke Dirks)は、グレーが地域的に好まれていると指摘する。「当社の調査史上初めて、 この地域でグレーが2位にランクされ、無彩色で主要なプレーヤーとなっていることが分かりました」と述べている。

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