マツダ・スカイアクティブGエンジンの地道な改良
MotorFan / 2019年2月8日 13時50分
現行のCX-5に搭載されている2.5ℓガソリンエンジンは先代からキャリーオーバーされているパワートレーンだ。しかし、型式名は変わらなくても細部には細かく手が入れられている。
人気のディーゼルや、昨年の一部改良で追加された2.5ℓガソリンターボなどに注目が集まるCX-5のパワートレーン。しかしベーシックな2.5ℓ自然吸気エンジンにもフルモデルチェンジ時にピストンまわりに改良が施されているのだ。
その狙いは燃費向上のためのフリクション対策。レシプロエンジンはその構造上、シリンダー内をピストンが摺動(しゅうどう)しながら燃焼を繰り返している。そのためメカニカルフリクションのうちにピストン系が占める割合が大きく、ごく低回転域を除けばここが最大を占める。
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10008057/big_999869_201902081325070000001.png)
そこでCX-5の2.5ℓエンジンは、ピストンのオイルリングまわりを改良した。上向きに動く時と下向きに動く時のシリンダーとの接する角度を考慮してリングの形状を上下で非対称に変更。ほんのわずかな違いではあるが、オイルの掻き取り性能をキープしつつフリクションを抑えた。さらにピストンスカートも熱膨張をより高度に解析し、燃焼の圧力を受けた際に面圧が均等に伝わるよう、ミクロン単位で形状を修正。フリクション対策はまさに、こうした小さな積み重ねの集合ともいえる。
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