TOYO TIRE:国内タイヤ工場の熱エネルギー源を天然ガスに転換
MotorFan / 2019年2月11日 7時0分
TOYO TIREは、このたび、自動車用タイヤの国内主力製造拠点の一つである仙台工場(宮城県岩沼市)で熱効率性の高いガスタービン設備の設置が完了し、1月末より本格稼働した。これにより、桑名工場(三重県員弁郡)と合わせ、同社の国内タイヤ工場で使用する熱エネルギー源が天然ガスへと転換される。
仙台工場内で使用する蒸気と電気は、これまで石炭と使用済みタイヤとの混合燃焼といったコージェネレ-ションボイラー設備によって供給していたが、工場の所在する宮城県岩沼市において、天然ガスを安定的に供給するためのインフラ整備が2017年に進められたことに伴い、主に、タイヤの生産工程など工場で用いる熱エネルギー源を、より熱効率性の高い天然ガスタービンへと段階的に切り替えながら環境負荷を低減しつつ、このほどこの設備の完成に至った。
天然ガスは、燃焼時に大気汚染や酸性雨の原因となるSOx(硫黄酸化物)が全く排出されないほか、光化学スモッグなどの原因となるNOx(窒素酸化物)や温室効果ガスであるCO2の排出量も少なく、石膏汚泥、フライアッシュなどの各種廃棄物発生の抑制も実現する。
今回の設備転換の完成により、仙台工場における2019年のCO2排出量は前年比で約24%程度(見込み)の抑制を見込んでおり、同様に、すでに熱エネルギー源として天然ガスエンジンを導入している桑名工場と合わせ、国内生産拠点におけるの2020年末までのCO2排出量目標を前倒しで達成する計画だ。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
エネルギー戦略の"現実解"となるか? JERAが英BPと提携した理由
財界オンライン / 2025年1月22日 7時0分
-
天然ガス世界5位の生産国カナダの「見事な決断」 ウクライナ侵攻によるエネルギー危機を救う
東洋経済オンライン / 2025年1月16日 16時0分
-
省エネ暖房「ヒートポンプ」 企業や家庭のCO2排出量半減の可能性も
ウェザーニュース / 2025年1月15日 13時45分
-
使用済みタイヤから再生オイル(熱分解油)生成、販売/サムライカーボンズ株式会社
共同通信PRワイヤー / 2024年12月27日 0時0分
-
グリーンイノベーション基金事業 廃棄物・資源循環分野におけるカーボンニュートラル実現 CO2分離回収を前提とした廃棄物焼却処理技術の開発に参画
PR TIMES / 2024年12月24日 14時45分
ランキング
-
1サイゼリヤには“ない”けど、ガストには“ある”ものとは。吉野家、ココイチをも凌駕…ガストが“使える店”に進化を遂げていた
日刊SPA! / 2025年1月21日 15時53分
-
2食習慣でも、運動不足でもない…免疫学者が「これだけは避けて」と言う免疫力がヨボヨボになる生活習慣
プレジデントオンライン / 2025年1月21日 17時15分
-
3“あおり運転”してきた黒いハイエースの意外すぎる正体。運転手が青ざめた表情で平謝りするまで
日刊SPA! / 2025年1月21日 8時52分
-
4「彼氏にしたくないダメ男の特徴」ランキング 3位「食べ方が汚い」2位「浮気性」…1位は“該当したら死活問題”な特徴
オトナンサー / 2025年1月21日 21時10分
-
5「住みたい都道府県」ランキング 3位「神奈川県」2位「東京都」…1位は“魚介類が新鮮”な都道府県がランクイン
オトナンサー / 2025年1月21日 19時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください