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いまも、プジョー/シトロエンの主力。開発コード「Prince」、BMWとの共同開発によるエンジン——EPシリーズ

MotorFan / 2019年2月23日 8時35分

いまも、プジョー/シトロエンの主力。開発コード「Prince」、BMWとの共同開発によるエンジン——EPシリーズ

■ EP6 “THP270” シリンダー配列 直列4気筒 排気量 1598cc 内径×行程 77.0mm×85.8mm 圧縮比 11.0 最高出力 200kW/6000rpm 最大トルク 285Nm/1750rpm 給気方式 ターボチャージャー カム配置 DOHC ブロック材 アルミ合金 吸気弁/排気弁数 2/2 バルブ駆動方式 ロッカーアーム 燃料噴射方式 DI VVT/VVL In-Ex/×

 ディーゼルに傾注するあまりガソリンエンジンが陳腐化したPSAと、クライスラー製に変わる新しいMINI用横置きエンジンを求めていたBMWの思惑が噛み合い、共同開発に至ったシリーズ。開発コードは「Prince」。1.4ℓNAと1.6ℓのNA/ターボがあり、ボアは77.0mmで共通。BMW用として縦置きもラインアップした。

 とくに搭載車種が多岐に渡るのが1.6ターボで、150psから270psまで車種によって過給圧を変えて使用する。BMWとの共同開発ということで、筒内燃料直接噴射や可変バルブタイミング“VALVETRONIC”、可変容量オイルポンプという現代的なメカニズム要素を網羅。ターボチャージャーはツインスクロール型を採用、1/4番気筒と2/3番気筒のふたつの排気流路とし、それぞれをタービンに送り込むことで排気干渉をなくしている。

 すでにMINIのエンジンはBMW内製の3気筒に完全移行したため、使用するのはプジョー&シトロエンのみ。しかし本系列以外には直列3気筒の1.0/1.2ℓしかガソリンエンジンの手持ちがないPSAにとっては、広範なラインアップを一手に引き受ける汎用エンジンとして現役。後継エンジンのアナウンスもないことから、Euro6適合の上しばらく主力エンジンの座にとどまる模様だ。

EP6 “THP165”

■ EP6 “THP165”
シリンダー配列 直列4気筒
排気量 1598cc
内径×行程 77.0mm×85.8mm
圧縮比 11.0
最高出力 121kW/6000rpm
最大トルク 240Nm/1400rpm
給気方式 ターボチャージャー
カム配置 DOHC
ブロック材 アルミ合金
吸気弁/排気弁数 2/2
バルブ駆動方式 ロッカーアーム
燃料噴射方式 DI
VVT/VVL In-Ex/×

EP6 “THP208”

■ EP6 “THP208”
シリンダー配列 直列4気筒
排気量 1598cc
内径×行程 77.0mm×85.8mm
圧縮比 11.0
最高出力 153kW/6000rpm
最大トルク 300Nm/3000rpm
給気方式 ターボチャージャー
カム配置 DOHC
ブロック材 アルミ合金
吸気弁/排気弁数 2/2
バルブ駆動方式 ロッカーアーム
燃料噴射方式 DI
VVT/VVL In-Ex/×

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