大日本塗料:西武鉄道の新特急「Laview」の車体外装用塗料に「スーパーブライトNo.2000」が採用
MotorFan / 2019年2月26日 19時55分
西武鉄道の新型特急「Laview(ラビュー)」の車体外装に、大日本塗料の「スーパーブライトNo.2000」が採用された。当製品は、これまで自動車のアルミホイールやホイールカバー等自動車内外装部品への採用が中心だったが、鉄道車両の車体に採用されたのは今回が初めて。
西武鉄道が現行の「ニューレッドアロー」を25年振りに刷新し、2019年3月にデビューする新型特急「Laview(ラビュー)」の車体外装に、大日本塗料の「スーパーブライトNo.2000」(S/B2000)が採用された。S/B2000は、これまで自動車のアルミホイールやホイールカバー等自動車内外装部品への採用が中心だったが、鉄道車両の車体に採用されたのは今回が初めてのケースとなる。
「Laview」の車両デザイナーには、世界的建築家である妹島和世氏が起用され、『いままでに見たことのない新しい車両』をコンセプトとして開発された。大日本塗料のS/B2000はメッキ仕上げのような高輝度外観が得られ、「Laview」の『都市や自然の中でやわらかく風景に溶け込むデザイン』の実現に貢献している。
人口減少に対応した高級志向から、有料特急に高輝度金属調塗料の採用が続く
近年の鉄道業界においては、人口減少による乗客数の減少が大きな課題として挙げられる。そのため、鉄道業界では車両コストの削減に努めると同時に、「着席可能な通勤特急」や「観光振興を狙うテーマ列車」など、優良列車による顧客単価の引き上げを図る施策が注目されており、車両外観にも高級感が求められている。
これら課題の解決として、他の工法と比較すると低コストで華麗な車両を演出できる高輝度金属調塗料のニーズが高まっている。DNTは約2年をかけて実車試験塗装を繰り返し、デザイナーの妹島氏のイメージに最も近いデザインを実現したことで、「Laview」の車体外装への採用に至った。
【特徴1】 従来の金属調塗料に比べ、塗装面が平滑で高輝度
薄膜で粒子が非常に小さな高級アルミ粒子を使い、配向よく並べることで、 塗装面が平滑かつ高輝度な外観を実現。
【特徴2】 独特の金属感によりクロムメッキ代替可能
環境規制により国内メッキ工場が減少しているなか、低コストでメッキの代替が可能。自動車内外装部品、弱電製品、鉄道車両など適用範囲も広い。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「元・小田急線の通勤電車」が所沢に出現!ついに“サステナ車両”の試運転はじまる 外観は大変化
乗りものニュース / 2025年1月15日 8時42分
-
ローカル鉄道に続々登場「復刻カラー」人気の秘密 何十年も前の初登場時の塗装が懐かしさを呼ぶ
東洋経済オンライン / 2025年1月13日 6時30分
-
「0系新幹線」を超えた!? 長~く製造され続けた車両形式5選 見た目変わんないじゃん!!
乗りものニュース / 2024年12月30日 7時12分
-
西武・東武・JR集結「小江戸川越」どの路線で行く? 各社が通勤通学・観光両面の需要取り込み競う
東洋経済オンライン / 2024年12月26日 6時30分
-
「“現代版”ケンメリ」や「フェアレディZワゴン」初公開! 日産自動車大学校による「斬新カスタムカー」東京オートサロン2025でお披露目
くるまのニュース / 2024年12月24日 10時0分
ランキング
-
1いつもと違う「オナラの臭い」がしたら要注意…お酒好きの人が意識するべき"腸が求めている意外な栄養素"
プレジデントオンライン / 2025年1月22日 17時15分
-
2認知症リスクは3倍、寿命は10年縮まる…「悪口を言う人」に最低最悪の人生が待っている科学的理由
プレジデントオンライン / 2025年1月22日 16時15分
-
3サイゼリヤには“ない”けど、ガストには“ある”ものとは。吉野家、ココイチをも凌駕…ガストが“使える店”に進化を遂げていた
日刊SPA! / 2025年1月21日 15時53分
-
4「エンジンブレーキは迷惑行為!」で物議を呼んだ「エンブレ問題」って何!? そもそもなぜ「エンジンブレーキ」は存在し、どう使うべきなのか?
くるまのニュース / 2025年1月22日 16時40分
-
5優先席に荷物を置いて大騒ぎする“中国人観光客”。注意した高校生に5人がかりで罵声を浴びせ…助けに入った“意外な人物”
日刊SPA! / 2025年1月22日 8時51分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください