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住友商事:オーストラリアにおけるボーキサイト採掘・アルミナ精錬事業への参画

MotorFan / 2019年2月28日 15時30分

住友商事:オーストラリアにおけるボーキサイト採掘・アルミナ精錬事業への参画

住友商事は、マレーシアのアルミニウム製錬・押出製品最大手であるPress Metal Aluminium Holdings Bhd.(プレスメタル社)と共同出資するアルミ製錬事業会社Press Metal Bintulu Sdn. Bhd.(プレスメタルビントゥル社)を通じて、オーストラリアのボーキサイト採掘・アルミナ精錬の一貫プロジェクトであるWorsley Alumina Joint Venture(ワースレーアルミナJV)の事業に参画する。プレスメタルビントゥル社は、ワースレーアルミナJV権益の10パーセントを保有するJapan Alumina Associates (Australia) Pty. Ltd.株式の50パーセントを伊藤忠商事グループから取得する。

 ワースレーアルミナJVは、西オーストラリア州のパースの南東約150kmに位置するワースレー地区において、ボーキサイト採掘・アルミナ精錬を一貫で行うプロジェクトであり、年間460万トンのアルミナ生産能力を有する。1984年に生産を開始、豊富な埋蔵量の良質ボーキサイトを利用した大規模一貫生産により、世界トップクラスの価格競争力を持っている。プレスメタルビントゥル社の持分権益数量は年間23万トンに相当する。

 アルミニウムが製品化されるプロセスは、原料であるボーキサイトの採掘から始まり、中間原料であるアルミナの精錬、アルミニウム地金の製錬、そしてアルミニウム板材・型材などをつくる圧延・押出を経て、最終的に各種部品や缶などの製品となる。今回のワースレーアルミナJVへの参画は、住友商事のアルミ関連ビジネスの中核を担うプレスメタル製錬事業の原料マネジメント戦略の一環。
 住友商事は、アルミニウムの需要は今後も堅調に伸びると見込んでおり、引き続き価格競争力を持つアルミ製錬権益の拡大と、それに対応する上流権益への参画を目指す。

■ Worsley Alumina Joint Venture概要
案件名:Worsley Alumina Unincorporated Joint Venture(ワースレーアルミナJV)
事業概要:ボーキサイト採掘・アルミナ精錬事業
生産開始:1984年
参加者構成:South 32 86%、Sojitz Alumina 4%、Japan Alumina Associates (Australia) Pty. Ltd.(プレスメタルビントゥル 50%、双日 50%)10%
アルミナ生産能力 : 4,600,000トン/年

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