ボルボが60年に渡って蓄積した自動車安全知識のデジタル・ライブラリーを公開
MotorFan / 2019年3月23日 22時55分
3点式シートベルトの誕生から60周年を迎えることを記念して、ボルボはプロジェクトE.V.A.」(http://www.volvocars.com/eva)を立ち上げた。このデジタル・ライブラリーは誰もが閲覧することができ、ボルボがの安全に関する知識を得ることができるという。
安全性の高い自動車ブランドとして、真っ先に名前があがるのがボルボだろう。実際にボルボは「人名を救うための知識を共有して安全性の向上に役立てる」という哲学を掲げており、1959年にボルボが導入した3点式シートベルトは他の自動車メーカーのクルマにも装備され、世界中で100 万人以上の人命を救ったと推測されている。
この自動車の安全性に関する歴史上で最も重要な発明である3点式シートベルトの誕生から60周年を迎えることを記念して、ボルボは安全に関する知識を集約したデジタル・ライブラリー「プロジェクトE.V.A.」(http://www.volvocars.com/eva)を立ち上げた。これは誰でも容易に利用できる画期的なライブラリーだ。
ボルボ・カーズ・セーフティ・センターのシニア・テクニカル・スペシャリストのロッタ・ヤコブソン博士は「ボルボ車が実際の交通で起こる事象に対して可能な限り安全性を確保するため、私たちは何万件もの実際の事故に関するデータを保有しています。つまり、ボルボ車は、クラッシュ・テストのダミーに代表されるような『平均的な人間』だけではなく、性別、身長、体型、体重に関係なくすべての人々を保護することを目的として開発されていることを意味しています」と語っている。
近年、ボルボの研究データによると、性別や体格の大小ににかかわらず、すべての人々が腰椎または腰部に怪我をするという問題を認識したという。その結果、最初にXC90に、そして現在では新しい中・大型車用プラットフォームであるスケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー(SPA)を採用する、すべてのボルボ車に自動車メーカーへの要求基準をはるかに超えるエネルギー吸収性能を持った衝撃吸収機構付きシートを導入している。ボルボの安全への取り組みは他社に先んじた画期的なものといえるだろう。
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