〈日産デイズルークス ハイウェイスター/デイズルークス〉意匠変更や安全性強化で不動の人気を確保【ひと目でわかる軽自動車の魅力】
MotorFan / 2019年5月4日 7時20分
月間販売台数:6608台(18年8月〜19年1月平均値) 現行型発表:14年2月(一部仕様向上 18年5月) JC08モード燃費:22.2㎞/ℓ ※「Xターボ」「Gターボ」のFF車 写真解説●山本晋也(YAMAMOTO Shinya) PHOTO●平野 陽(HIRANO Akio) MODEL●藤木由貴(HUJIKI Yuki)
![全高 1775㎜ 全幅 1475㎜ ミラー・トゥ・ミラー 1840㎜](https://motor-fan.jp/images/articles/10009003/big_1247338_201904051758510000001.jpeg)
![開口高 600㎜](https://motor-fan.jp/images/articles/10009003/big_1247338_201904051759540000002.jpeg)
![全長 3395㎜ 最小回転半径 4.4m〜4.7m](https://motor-fan.jp/images/articles/10009003/big_1247339_201904051758520000001.jpeg)
■主要諸元 ハイウェイスターGターボ
全長×全幅×全高(㎜):3395×1475×1775
室内長×室内幅×室内高(㎜):2235×1320×1400
ホイールベース(㎜):2430
トレッド(㎜)前/後:1300/1290
車両重量(㎏):960
エンジン種類:直列3気筒DOHCターボ
総排気量(㏄):659
最高出力(kW[㎰]/rpm):47[64]/6000
最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):98[10.0]/3000
燃料タンク容量(ℓ):30(レギュラー)
トランスミッション形式:CVT
駆動方式:FF
タイヤ・サイズ:165/55R15
最小回転半径(m):4.7
JC08モード燃費(㎞/ℓ):22.2
車両本体価格:176万5800円
乗降性
![〈前席〉ステップ高 340㎜ 助手席シート高 650㎜](https://motor-fan.jp/images/articles/10009003/big_1247342_201904241016580000001.jpeg)
![〈後席〉シート高 705㎜ ステップ高 370㎜](https://motor-fan.jp/images/articles/10009003/big_1247343_201904241016580000001.jpeg)
前席は座面がフラットでフロアも低く、開口部が大きいため非常に乗り込みやすい。後席はフロアの高さは感じるが、Bピラーにアシストグリップが用意されていることもあり、小柄な乗員でも乗降性に不満はない。
![サイドシルスポイラーやルーフスポイラーは「ハイウェイスター」系には標準装備。「ハイウェイスターGパッケージ/Gターボ」や特別仕様車には15インチタイヤ&アルミホイールが与えられる。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009003/big_1247345_201904241016590000001.jpeg)
先進安全装備
![初期型では低速タイプのエマージェンシーブレーキだったが、現在は単眼カメラを用いて約10~約80㎞/hの速度域(対車両)に適応する高機能タイプに進化した。ハイビームとロービームを自動切り替えする機能も用意する。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009003/big_1247347_201904241019210000001.jpg)
撮影車両データ
ボディカラー:スパークリングレッド・メタリック/ブラック・パール2トーン
オプション装備:ナビレコパック+ETC2.0取り付けパッケージ付き車用(27万6205円)/特別塗装色(5万4000円)/寒冷地仕様(1万4040円)/本革巻きステアリング+ドアトリムクロス プレミアムコンビネーションインテリア+シート地 ネオフィール/スエード調クロス(3万2400円)/他
ボディカラー
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10009003/big_1247351_201904241021020000001.jpg)
上質感と実用性を両立した内装 ── 日産デイズルークス ハイウェイスター/デイズルークス
インパネ
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10009003/big_1247354_201904241102480000001.jpeg)
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10009003/big_1247354_201904241024040000002.jpeg)
タコメーター内に液晶パネルを配することでスポーティな雰囲気を強めたメーターパネルは「ハイウェイスター」系に標準装備される。シフトレバーとエアコンパネルが高い位置に置かれているのは操作性の良さと、左右ウォークスルーのしやすさにつながっている。
前席
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10009003/big_1247357_201904241025140000001.jpeg)
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10009003/big_1247358_201904241025150000001.jpeg)
ベンチタイプのフロントシートはクッションに余裕を感じるもので、腰まわりを包み込んでくれる印象だ。ステアリングのチルト調整、ダイヤル式で微調整しやすいシートリフターによりポジションも合わせやすい。
後席
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10009003/big_1247361_201904241026120000001.jpeg)
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10009003/big_1247362_201904241026120000001.jpeg)
撥水シートが標準装備となり、子供を乗せるスペースとしては万全の態勢だが、そうした意識のせいか座面は小振りだ。スライドは260㎜で、格納時にはダイブダウンすることでフラットなラゲッジを生み出す。
ラゲッジルーム
![〈通常時〉奥行き 260㎜](https://motor-fan.jp/images/articles/10009003/big_1247365_201904241035550000001.jpeg)
![〈後席格納時〉高さ 1105㎜ 奥行き 1335㎜ 幅 950㎜](https://motor-fan.jp/images/articles/10009003/big_1247366_201904241035560000001.jpeg)
左の写真を見ると、4名乗車時のラゲッジ能力は心もとなく感じるが、後席をスライドさせることで520㎜まで広げられる。その状態でも後席の膝まわりに余裕があるのはうれしい。荷室高はライバルをリードしているが、大物を入れる際には開口部がライバルに対して若干ながら狭く感じる。
うれしい装備
![全車に標準装備される前席アームレストは、物入れ機能などを持たないぶん、肘を掛けた際にどっしりとした重厚さがある。長さも適切で腕全体を支えてくれる。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009003/big_1247370_201904241037400000001.jpeg)
![左右分割の後席は260㎜のスライドが可能。最前端でも足元に余裕はあるが、乗降性が少々悪化、壁面のドリンクホルダーが使いづらくなるのは残念だ。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009003/big_1247371_201904241039200000001.jpeg)
![ナビの画面上で走行動画を確認できるドライブレコーダーを「ナビレコパック」というディーラーオプションで用意。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009003/big_1247372_201904241041550000001.jpeg)
![運転席シートヒーター、PTC素子ヒーター、リヤヒーターダクトなどは寒冷地仕様に装備される(4WDには標準装備)。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009003/big_1247372_201904241041550000002.jpeg)
![キャビン全体の温度を均一に保つ「リヤシーリングファン」はナノイー機能を搭載。「S」グレード以外に標準装備。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009003/big_1247373_201904241042470000001.jpeg)
![運転席の背面にコンビニフック(耐荷重4㎏)を標準装備。コンビニフックはインパネにも設置されている。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009003/big_1247374_201904241043260000001.jpeg)
![助手席のシートアンダーボックスは前後にスライドでき、後席から取り出すことも可能。軽自動車初の装備だ。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009003/big_1247375_201904241043540000001.jpeg)
![インパネ左右にプッシュオープン式のドリンクホルダーを置く。吹き出し口に近く、保温や保冷効果が期待できる。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009003/big_1247376_201904241044220000001.jpeg)
前進時の踏み間違いは歩行者も検知して作動
![アクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違い防止を支援する「踏み間違い防止アシスト」は、前進&後退時のどちらも作動し、低加速 抑制機能に加え低速衝突軽減ブレーキ機能も採用。前進時は歩行者に対しても作動する。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009003/big_1247378_201904241045500000001.jpeg)
SEAT ARRANGE
![2名乗車+最大ラゲッジスペース](https://motor-fan.jp/images/articles/10009003/big_1247380_201904241046570000001.jpeg)
![2名乗車+長尺ラゲッジスペース](https://motor-fan.jp/images/articles/10009003/big_1247380_201904241046570000002.jpeg)
後席を格納して、前席を前にスライドさせれば大人サイズの自転車も格納できるが、ハンドルの飛び出しなどには気を付けたい。長尺物モードは助手席をフルフラットにして後席の背もたれを畳んだ状態。背もたれを起こせば、足を伸ばしてリラックスできる。
バイヤーズガイド
自然吸気では非力な印象があるので「ハイウェイスター」のターボモデルがお薦め。「ハイウェイスターXターボ」なら自然吸気との価格差も約3万円と小さいから割安感がある。ただし右側の電動ス ライドドアがオプションになるので、それが必要なら標準装備されている最上級グレードの「ハイウェイスターGターボ」を選んだ方が良い。
![X](https://motor-fan.jp/images/articles/10009003/big_1247384_201904241054500000001.jpeg)
![ハイウェイスターX](https://motor-fan.jp/images/articles/10009003/big_1247385_201904241054510000001.jpeg)
![ハイウェイスターGターボ](https://motor-fan.jp/images/articles/10009003/big_1247386_201904241054510000001.jpeg)
![グレード構成を見ての通り、専用バンパーやウインカー内蔵ドアミラーを備える「ハイウェイスター」系が中心となる。自然吸気エンジンよりターボエンジンの方が、カタログ燃費がわずかに優れているのも、デイズルークスの特徴といえる。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009003/big_1247387_201904241054010000001.jpg)
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