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〈先代 三菱eKカスタム/eKワゴン〉三菱×日産のコラボで”いい軽”を具現化【ひと目でわかる軽自動車の魅力】

MotorFan / 2019年4月14日 7時0分

〈先代 三菱eKカスタム/eKワゴン〉三菱×日産のコラボで”いい軽”を具現化【ひと目でわかる軽自動車の魅力】

月間販売台数:2536台(18年8月〜19年1月平均値) 現行型発表:13年6月(一部改良 18年5月) JC08モード燃費:25.8km/ℓ ※「M」「G」系のFF車 レポート●安藤 眞(ANDO Makoto)[本文]/塚田勝弘(TSUKADA Katsuhiro)[写真解説] フォト●平野 陽(HIRANO Akio) モデル●竹田 愛(TAKEDA Ai)

全高1620mm 全幅1475mm ミラー・トゥ・ミラー1810mm
開口高680mm

全長3395mm 最小回転半径4.4m〜4.7m

■主要諸元 カスタムT Safety PLUS Edition(特別仕様車)
全長×全幅×全高(㎜):3395×1475×1620
室内長×室内幅×室内高(㎜):2085×1295×1280
ホイールベース(㎜):2430
トレッド(㎜) 前/後:1300/1290
車両重量(㎏):870
エンジン種類:直列3気筒DOHCターボ
総排気量(㏄):659
最高出力(kW[㎰]/rpm):47[64]/6000
最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):98[10.0]/3000
燃料タンク容量(ℓ):30(レギュラー)
トランスミッション形式:CVT
駆動方式:FF
タイヤ・サイズ:165/55R15
最小回転半径(m):4.7
JC08モード燃費(㎞/ℓ):23. 2
車両本体価格:159万4080円

乗降性

前席:助手席シート高670mm ステップ高390mm
後席:シート高680mm ステップ高390mm

ハイトワゴンらしく前後ともに頭上まわりに余裕がある。リヤドアは足元が少し狭く感じるが、気になるほどではないだろう。前ドアは3段階で開くため、狭い場所で開ける際も気を使わずにすむ。

フロントからリヤに向かって駆け上がるようなキャラクターラインが印象的。カスタムはクリアタイプのLEDテールランプやルーフスポイラーなどをまとい、「T」系は165/55R15タイヤとアルミホイー ルが標準装備になる。

先進安全装備

前方車両に対して約10㎞/h~80㎞/h、歩行者に対して約10㎞/h~60㎞/hで作動する衝突被害軽減ブレーキを搭載。ペダルの踏み間違い衝突防止アシストは、前後ともに対応し、前方には歩行者検知機能も備わる。

撮影車両データ

ボディカラー:ライトニングブルーマイカ
オプション装備:フロアマット〈デラックス〉(1万9569円)/ETC車載器(2万4451円)/ドライブレコーダー(3万7929円)

ボディカラー


インパネ



シルバーフィニッシャーで挟まれたピアノブラック調パネルを中央に配し、ステアリングの一部にも同様の加飾を施すことで、質感向上が図られている。「カスタム」はブラックとブルーを基調に、シルバーの加飾で仕上げられた二眼メーターを全車に採用している。

居住性

後席:後席を最後端にスライドさせると足元はかなり広く、ヘッドクリアランスも十分に確保されている。さらに、厚みのあるクッションに加えて、12段階という細かなリクライニングによる快適性の高さが魅力だ。
前席:「ベンチタイプセパレート」というシ ート形状により、乗降性や快適な座り心地だけでなく、適度なホールド性も兼ね備えている。運転姿勢はチルトステアリング、ハイトアジャスターなどで微調整できる。

ラゲッジルーム

通常時:奥行き250mm

後席格納時:奥行き1250mm 幅960mm 高さ860mm

後席は左右一体式ではあるが、170㎜のスライドが可能で、乗員と荷物に応じて位置を設定できる。背もたれ上部にあるレバーを操作するだけで、荷室側からもワンタッチで前倒しが可能。シートが沈みながら格納されるため、ほぼフラットのまま荷室を拡大できる。大きな荷物の出し入れも容易。

うれしい装備

運転席と助手席の間に厚みのあるアームレストを標準装備する。ロングドライブでもリラックスできるほか、ワインディングで身体を支えたい時にも使えそう。

170㎜の後席スライドは、リヤドア側からの操作に加え、背もたれ裏にあるストラップを引くことで荷室側からもロックを解除し、後席を前後に移動できる。

eKワゴンの上位モデルとカスタム、特別仕様車には、前後スピーカーが用意され、より高音質で音楽が楽しめる。

eKワゴンの上位機種とカスタム、特別仕様車には、ステアリングにオーディオスイッチが備わり、手元で操作が可能。

運転席シートヒーターやリヤヒーターダクトなどからなる寒冷地仕様を標準化。寒い日でも座面から暖めてくれる。

前後ドアともにボトルホルダーとポケットを用意し、スケジュール帳や小さめの地図などをスマートに収納できる。

「T Safety PLUS Edition」のナビは、日産によるオペレーターサービスやメールなどの通信サービスも利用できる。

ルームミラー内に俯瞰を含む映像が映し出されるマルチアラウンドモニターにより、前方や後方視界の確認が可能。

SEAT ARRANGE

3名乗車+長尺ラゲッジスペース
4名乗車+ラゲッジスペース

後席が一体スライド式なのが惜しいが、4名乗車しながら奥行きを拡大できるほか、左右分割式の背もたれをワンタッチで前倒しできるため、3名乗車と多めの荷物というアレンジも可能。前席のヘッドレストを外し、前席を寝かせたセミフラットにも対応する。

先進安全装備を進化させ歩行者にも対応した自動ブレーキ

単眼カメラ+ソナーで検知する先進安全装備「e-Assist」は、自動ブレーキの作動速度を拡大するとともに、歩行者にも対応。前進&後退の踏み間違い防止アシストも搭載し、前進時は自動ブレーキ同様に歩行者に対応している。

バイヤーズガイド

M e-Assist

G Safety Package

カスタムT Safety Package

都市部の買い物用なら「M」で十分だが、郊外の通勤用ならオートマチックハイビームの付く「G」以上がお薦め。価格差が小さいので、「T」まで行ってしまっても良い。ただし販売時期から言ってフルモデルチェンジが近そうなので、バーゲンプライスが引き出せなければ新型を待つというのも選択肢のひとつ。

エアコンの操作性と内装の質感向上に寄与するタッチパネルオートエアコンは、「M」以上、カスタム全車に標準装備する。衝突被害軽減ブレーキのレス仕様は「E」と「M」に設定。クルーズコントロールを「T」系グレードに標準で用意している。

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