〈スズキ・アルト〉軽量&低価格を追求したスタンダードモデル【ひと目でわかる軽自動車の魅力】
MotorFan / 2019年4月22日 7時0分
月間販売台数:3599台(18年8月〜19年1月平均値) 現行型発表:14年12月(一部改良 18年12月) JC08モード燃費:37.0km/ℓ ※「X」「S」「L」のFF車 レポート=小林秀雄(KOBAYASHI Hideo) フォト=神村 聖(KAMIMURA Satoshi) モデル=森脇亜紗紀(MORIWAKI Akisa)
![全高1500mm 全幅1475mm ミラー・トゥ・ミラー1740mm](https://motor-fan.jp/images/articles/10009134/big_1219980_201904151142500000001.jpeg)
![開口高700mm](https://motor-fan.jp/images/articles/10009134/big_1219980_201904151142500000002.jpeg)
![全長3395mm 最小回転半径4.2m〜4.6m](https://motor-fan.jp/images/articles/10009134/big_1219981_201904151143140000001.jpeg)
■主要諸元 X
全長×全幅×全高(㎜):3395×1475×1500
室内長×室内幅×室内高(㎜):2040×1255×1215
ホイールベース(㎜):2460
トレッド(㎜) 前/後:1295/1300
車両重量(㎏):650
エンジン種類:直列3気筒DOHC
総排気量(㏄):658
最高出力(kW[㎰]/rpm):38[52]/6500
最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):63[6.4]/4000
燃料タンク容量(ℓ):27(レギュラー)
トランスミッション形式:CVT
駆動方式:FF
タイヤ・サイズ:165/55R15
最小回転半径(m):4.6
JC08モード燃費(㎞/ℓ):37. 0
車両本体価格:117万1800円
乗降性
![前席:助手席シート高600mm ステップ高330mm](https://motor-fan.jp/images/articles/10009134/big_1219984_201904151146380000001.jpeg)
![後席:シート高620mm ステップ高340mm](https://motor-fan.jp/images/articles/10009134/big_1219984_201904151146380000002.jpeg)
ドアを一杯まで開くと、ほぼ90度まで開き、開口部も広め。比較的乗り降りはしやすい方だが、やはりハイトワゴン系と比べると乗降時の姿勢変化は大きくなる。足腰の弱い高齢者の場合は難を感じるかもしれない。
![ドアミラーやホイールの仕様がグレードによって異なる。「X 」はLEDサイドターンランプ付きドアミラー、15インチアルミホイールなどを装備。撮影車はオプションのディスチャージヘッドランプも備える。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009134/big_1219986_201904151150090000001.jpeg)
先進安全装備
![18年12月の仕様変更により、スズキセーフティサポートを最新タイプに変更。単眼カメラとレーザーレーダーを備え、デュアルセンサーブレーキサポートや誤発進抑制機能、車線逸脱警報など複数の安全機能に対応する。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009134/big_1219988_201904151154240000001.jpg)
撮影車両データ
ボディカラー:ピュアレッド
オプション装備:スタンダードプラス7インチワイドナビセット〈パナソニック〉(15万6762円)/ディスチャージヘッドランプ装着車(5万4000円)/フロアマット(1万6902円)/ETC(2万1816円)/ドライブレコーダー(3万7260円)/他
ボディカラー
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10009134/big_1219992_201904151155080000001.jpg)
インパネ
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10009134/big_1219994_201904151155300000001.jpeg)
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10009134/big_1219994_201904151155300000002.jpeg)
18年12月の仕様変更によりインパネとドアトリムの色はグレージュに変更された。エネチャージ装着車のメーターにはエネルギーフローインジケーターを装備。「X」にはフルオートエアコンやチルトステアリングなども備わる。写真のナビは販売店オプション。
居住性
![後席:膝前のクリアランスは約270mmと広く、悠々と足を伸ばすことができる。頭上には約30mmと最小限のスペースしかないが、後方ぎりぎりまで水平のラインを描くルーフのおかげで窮屈さはあまり感じない。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009134/big_1219997_201904151158000000001.jpeg)
![前席:ヘッドレスト一体型のシンプルなファブリックシートを採用。18年12月の仕様変更で表紙のカラーはネイビーに改められた。ちなみに「アルトワークス」にはレカロ製のスポーツシートが標準装備される。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009134/big_1219997_201904151158000000002.jpeg)
ラゲッジスポーツ
![通常時:奥行き420mm](https://motor-fan.jp/images/articles/10009134/big_1219999_201904151232560000001.jpeg)
![後席格納時:奥行き1340mm 幅900mm 高さ780mm](https://motor-fan.jp/images/articles/10009134/big_1220000_201904151232560000001.jpeg)
通常時でもそれなりの奥行きがあるため、スーパーでの買い物など一般的な用途であれば十分に対応可能。後席シートは一体可倒式となっており、背もたれを前倒しすれば、さらに広いスペースを確保することもできる。床下には傘や小物を収納できるラゲッジアンダーボックスを装備。
うれしい装備
![キーを携帯しておけばフロントドアの施錠/解錠が行なえるキーレスプッシュスタートシステムを一部に標準装備。エンジンの始動もスイッチで行なえる。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009134/big_1220004_201904151210350000001.jpeg)
![アルトワークスを除いて、助手席シートバックにショッピングフックを標準装備。運転席からも手が届きやすく、買い物袋などを引っ掛けておくのに便利だ。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009134/big_1220005_201904151211110000001.jpeg)
![販売店オプションの7インチワイドナビは設定項目も豊富。渋滞を考慮したルート案内やドラレコ連動機能も装備。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009134/big_1220006_201904151215010000001.jpeg)
![予防安全装備がデュアルセンサーに進化し、機能が充実。左上に見えるのは販売店オプションのドライブレコーダー。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009134/big_1220007_201904151215270000001.jpeg)
![リヤに超音波センサーを備える後退時ブレーキサポート後方誤発進抑制機能も新設定。「X」と「S」は標準装備。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009134/big_1220008_201904151217180000001.jpeg)
![運転席シートヒーターを「F」のFF車とアルトワークスを除くグレードに標準装備。一部4WD車には助手席用も設定。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009134/big_1220009_201904151218120000001.jpeg)
![コンソールドリンクホルダーを全車に標準装備。角型になっているので紙パック飲料にも対応する。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009134/big_1220010_201904151218490000001.jpeg)
![スマホがすっぽり収まる大きさのインパネセンタートレーを標準装備。純正ナビはスマホの音楽再生にも対応する。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009134/big_1220011_201904151219230000001.jpeg)
一体可倒式リヤシート
![アルトに用意されているシートアレンジは後席の前倒し機能のみ。全車に一体可倒式が採用され、左右分割での格納には対応していない。スライドやリクライニングなど、あれこれできるハイトワゴン系などと比べると、ある程度の割り切りが必要だ。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009134/big_1220013_201904151221110000001.jpeg)
「アルトワークス」は新ボディカラーを追加
![「アルトワークス」には、新たなボディカラーのブリスクブルーメタリックを追加設定。5速AGS車はアルトと同様に、歩行者にも対応するデュアルセンサーブレーキサポートを装着して安全装備を強化させた。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009134/big_1220015_201904151222160000001.jpeg)
バイヤーズガイド
![L](https://motor-fan.jp/images/articles/10009134/big_1220017_201904151222530000001.jpeg)
![X](https://motor-fan.jp/images/articles/10009134/big_1220018_201904151223010000001.jpeg)
![アルトワークス](https://motor-fan.jp/images/articles/10009134/big_1220019_201904151223280000001.jpeg)
経済性を求めるなら、「F」という選択も面白い。後席の窓が手回しに式になるあたり、初代アルトの哲学が垣間見える。女性の通勤用ならば、ドアガラスがUVカットになる「L」以上から。運転席シートヒーターの付く「S」がイチオシだ。走りにこだわるなら、「X」は飛ばして「アルトワークス」まで行った方が幸せになれる。
![アルトは4グレード展開で、「F」のみトランスミッションが5速MTか5速AGSから選択することができる。その他はCVTだ。ターボエンジンを搭載する「アルトワークス」も5速AGSから選択することができる。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009134/big_1220021_201904151228530000001.jpg)
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