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アビームコンサルティング:VR技術を活用したコンテンツ再生制御プログラムを開発し特許を取得

MotorFan / 2019年4月15日 16時20分

アビームコンサルティング:VR技術を活用したコンテンツ再生制御プログラムを開発し特許を取得

アビームコンサルティングは、VR技術(バーチャル・リアリティ:仮想現実)を活用した「コンテンツ再生制御プログラム」を開発し、特許を取得した(特許第6480627号)。米国IndyCarが主催するモータースポーツ競技「インディカー・シリーズ2018」に参加するRLL(Rahal Letterman Lanigan Racing)チームにおいて、ファンサービス強化の一環として本プログラムを活用し、集客力向上を支援した。

 プロスポーツにおいてチームを継続的に発展させるためには、チームとしての魅力を向上させファンを獲得し、競技会場への来場などを通じて利益を創出するサイクルを回し続けることが重要だ。魅力的なコンテンツ発信には、ユーザーのニーズを的確に把握し、より満足度の高いサービスやコンテンツを提供していくことが必要となる一方、多くの競技においてはユーザーの属性、ニーズの収集は会場での紙ベースのアンケートなどアナログな手法に留まっており、広くユーザーのユーズを収集し、属性や嗜好に合わせた魅力的なコンテンツ創出につなげる仕組みはいまだ整っていないのが現状である。

「コンテンツ再生制御プログラム」は具体的に以下の取り組みを可能とする。

1.仮想空間上に応援するドライバーを投影し、ドライバーとの質問・回答といったやり取りを通じ、ユーザーの属性やニーズに関するデータを収集する
2.レース会場で配布される「VRヒーローカード(※1)」にあらかじめデバイスにダウンロードしたアプリケーションをかざすことで、車体の360度画像やドライビング映像など会場でしか見ることのできないVRコンテンツの視聴を可能とする
3.ユーザーがコンテンツを視聴する際の顔の動きや視線の方向から興味の有無を判別し、コンテンツの動的な切り替えや位置・時刻といったユーザーの環境に合わせたコンテンツを配信する
※1 VRヒーローカードとはドライバーや車体の写真やサイン等が掲載されたファン向けの選手紹介ポートレートカード

 本プログラムの活用により、あたかもドライバーと直接やり取りしているような臨場感の創出や来場することに対するプレミアム感の提供、さらにはユーザーの嗜好に合わせた情報発信が可能となり、ユーザーの満足度の向上や集客力強化を支援する。なお本プログラムはモータースポーツ競技のみならず、ファンエンゲージメントの強化を志向する他スポーツ競技やエンターテインメント分野でも取り入れることができる。

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