〈スズキ・クロスビー〉コンパクトながら走破性と利便性は抜群【ひと目でわかる最新SUVの魅力】
MotorFan / 2019年5月12日 7時0分
月間登録台数:2170台 現行型発表:17年12月 JC08モード燃費:22.0km/ℓ ※FF車 レポート●山本晋也(YAMAMOTO Shinya) フォト●平野 陽(HIRANO Akio) モデル●藤木由貴(FUJIKI Yuki)
![灯火類やカラーリングで軽自動車「ハスラー」の兄貴分と演出しているが、ボディをシルエットで見てみると、ミニバンとSUVのクロスオーバーといえる。最低地上高は全グレードで180㎜を確保する。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009348/big_1312972_201904261355150000001.jpeg)
■主要諸元 HYBRID MZ
全長×全幅×全高(㎜):3760×1670×1705
室内長×室内幅×室内高(㎜):2175×1355×1280
ホイールベース(㎜):2435
トレッド(㎜) 前/後:1460/1460
最低地上高(㎜):180
車両重量(㎏):1000
エンジン種類:直列3気筒DOHCターボ+モーター
総排気量(㏄):996
エンジン最高出力(kW[㎰]/rpm):73[99]/5500
エンジン最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):150[15.3]/1700-4000
モーター最高出力(kW[㎰]/rpm):2. 3[3. 1]/1000
モーター最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):50[5.1]/100
燃料タンク容量(ℓ):30(レギュラー)
トランスミッション形式:6速AT
駆動方式:4WD
タイヤ・サイズ:175/60R16
最小回転半径(m):4.7
JC08モード燃費(㎞/ℓ):20.6
車両本体価格:214万5960円
先進安全装備
![赤外線センサーと単眼カメラを併用する「デュアルセンサーサポート」を設定。眠気などによるふらつきを検知してブザーを鳴らす「ふらつき警報機能」も備える。後方誤発進抑制の障害物検知には超音波ソナーを使う。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009348/big_1312975_201904261404080000001.jpg)
ボディカラー
![](https://motor-fan.jp/images/articles/10009348/big_1312977_201904261404200000001.jpg)
居住性
![後席:シート高730㎜](https://motor-fan.jp/images/articles/10009348/big_1312979_201904261405270000001.jpeg)
![前席:助手席シート高690㎜](https://motor-fan.jp/images/articles/10009348/big_1312979_201904261405270000002.jpeg)
前後ともステップ高が低く、開口部が広いこともあり乗降性は良好といえる。運転席に対して助手席はシートアンダーボックスを備える関係で座面がフラット。後席は左右分割でリクライニングとスライド(165㎜)ができ、リラックスした姿勢を取りやすい。
インパネ
![上下2本のパイプによってインパネを支えるというイメージのデザイン、スイッチ類もワイルド感を演出したものでSUVらしい。助手席前のインパネトレーや500㎖紙パックに対応したドリンクホルダーなど収納性にも優れている。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009348/big_1312982_201904261406580000001.jpeg)
ラゲッジルーム
![通常時:奥行き360㎜](https://motor-fan.jp/images/articles/10009348/big_1312984_201904261407220000001.jpeg)
![後席格納時:奥行き1465㎜ 幅1080㎜ 高さ820㎜](https://motor-fan.jp/images/articles/10009348/big_1312985_201904261407530000001.jpeg)
「HYBRID MZ」の後席背面とラゲッジフロアは、汚れをふき取りやすい防汚タイプが標準装備となるなどSUVとしても使い勝手に優れるラゲッジ。後席にはスライド機能が付くため、通常時でも奥行きは525㎜まで拡大し、ゴルフバッグも収納できる。スライドは背もたれ上にあるレバーで操作するタイプで、荷室側から動かしやすい。
うれしい装備
![取り外し可能な樹脂製ラゲッジアンダーボックスは、キャンプなどでアイスボックスとして利用することもできる。FFの方が容量は大きい。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009348/big_1312988_201904261409010000001.jpeg)
![下り坂で7㎞/hに速度を固定するヒルディセントコントロールと、ぬかるみでの空転を抑えるグリップコントロールを4WDに標準装備する。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009348/big_1312989_201904261409280000001.jpeg)
![4WDにはスポーツ・スノーといったドライブモードを標準装備。スノーはエンジントルクを抑えることで凍結路などが走りやすくなる。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009348/big_1312990_201904261409560000001.jpeg)
バイヤーズガイド
![HYBRID MZ](https://motor-fan.jp/images/articles/10009348/big_1312992_201904261410590000001.jpeg)
![HYBRID MX](https://motor-fan.jp/images/articles/10009348/big_1312993_201904261411110000001.jpeg)
ベーシックな「HYBRID MX」に、安全性を高めるセーフティサポートパッケージ、LEDパッケージを加えると、これらを標準装着した「HYBRID MZ」との価格差が5万5080円に縮まる。装備の違いを考えると上級の「HYBRID MZ」が買い得だ。
![1.0ℓ「ブースタージェット」ターボエンジンとマイルドハイブリッドのパワートレーンを全グレードに搭載、パドルシフトも備わる。「HYBRID MZ」にはクルーズコントロールが標準装備されるが「HYBRID MX」にはオプション設定もない。](https://motor-fan.jp/images/articles/10009348/big_1312995_201904261412110000001.jpg)
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