L型4気筒 ブルーバードの楽しさ 直列4気筒キャブ&軽量ボディの510
MotorFan / 2019年5月19日 15時50分
「ブルーバード」という名前を聞いてクルマだと思ってくれる人は、どれだけいるのか?そう、あの時代を駈け抜けた日産の名車だ。今回は数多いブルーバードの中でも1967年から約5年間発売されていた「510型ブルーバード」を紹介していこう
日産自動車から「ブルーバード」という名前が消えて何年も経ってしまうけど、FR最後の910ブルーバードはテレビCMで「ブルーバード、お前の時代だ」のキャッチコピーを使い、歌手の沢田研二さんの起用と相まって、売れに売れた。その後FFとなりU14系の10代目2001年にその名は使われなくなったが、ブルーバードシルフィと言う名で2012年までは使われていた。単体の名前が使われなくなって約18年、6代目の910系ブルーバードは1979年発売だから約40年前、今回紹介する510系ブルーバードとなると初期型の発売が1967年にまでさかのぼり半世紀経ってしまっているから、知らない人もいるでしょう。
510ブルーバードは、直線的で彫りの深いシャーブなデザインが「スーパーソニックライン」と呼ばれ、910同様大ヒットしたモデルで、エンジンはL型を搭載し排気量1.3〜1.8リッターのラインナップを誇った。フェアレディZ S30型同様、海外でも大ヒットしたモデルだ。
しかしなんと言っても半世紀前のモデルで、それだけ古い車輌だからメンテナンス等が不安という声が聞こえてきそうだけど、エンジンパーツを中心に現在でもパーツが新品(純正と合わせて、リプロパーツやチューニングパーツ)で手に入り、パーツが無くて走れないと言う事はまず無い。ちなみにエンジン以外の消耗部品、足回りのブッシュやブレーキパッドなども新品が手に入るので、それほど敷居が高いクルマではない。
しかも、チューニングを施せばL型エンジンの蘇生と4気筒独特の加速感、そして軽量ボディを武器に荒々しい加速をするのが魅力。居住性も高いから「ファミリーカーとして使っています」というオーナーも多く、特別な存在の旧車と言うよりも身近な存在で、それは元々の「ブルーバード」の使用目的とそれほどずれて無いのも興味深いところ。家族に溶け込んだ存在の旧車とも言える暖かみの中に、荒々しさも兼ね備えたものがオーナーの心を掴んで離さない。2019年5月21日発売のG-ワークス7月号では、多くの510ブルーバードを扱っているので興味のある方はご覧下さい♪
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