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澤藤電機:ハイブリッドトラック用モーター、バッテリーパック、制御用ECUの生産ラインを構築

MotorFan / 2019年5月31日 11時50分

澤藤電機:ハイブリッドトラック用モーター、バッテリーパック、制御用ECUの生産ラインを構築

澤藤電機は、2016年より大型ハイブリッド路線バス用モーターの生産を開始していたが、この度、日野自動車向け新小型ハイブリッドトラック用モーター(小型HVモーター)、制御用ECUの生産を2019年4月より開始、新大型ハイブリッドトラック用モーター(大型HVモーター)、バッテリーパックの生産を2019年5月より開始し、HVユニットの生産ライン構築が完了した。


 ハイブリッドトラックは、CO2削減に向けて今後増々需要が伸びる分野であり、同社の主力製品とするべく組立設備を新規導入し、新田工場内に専用の小型HVモーター(出力35kW)、大型HVモーター(出力90kW)、バッテリーパックの生産ラインを設置し、電動車用の次世代ユニットの生産ラインとして稼働を開始致しました。特に小型HVモーターラインは、新規技術を駆使し、顧客へ高品質な製品を供給可能なIoTラインとして整備した。(図1.参照)

図1:IoTライン説明図

 IoTラインは、材料データや工程毎の組立・検査データを自動収集するトレサビリティ機能と、工程毎に良品判定を行い、不良品を流さないポカヨケ管理機能をもたせて高品質の製品を提供している。更にこれらのデータを活用し、下記の取り組みを行い生産性、品質向上に取り組んでいく。

<3本の柱を元に合理化や未然防止を実施>
【生産管理】完成品の生産実績及び設備内の仕掛品も、リアルタイムにモニターに表示して、『工程の見える化』を実施。今後、生産管理システムと連動して要員算出の自動化に取り組む。
【品質管理】専用サーバに保管されているデータを取り出し、管理グラフを自動生成してモニターにて監視が可能となった。今後は傾向管理から予測を行い、事前に品質異常の発見に取り組む。
【保守管理】設備点検簿の電子化を行い設備の健康状態を把握し、計器やセンサーからセンシングを行い設備異常の予兆を監視できるシステムに取り組む。

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