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〈マツダ・ロードスター〉生誕30周年を迎えてもなお進化し続ける日本の至宝【ひと目でわかる最新スポーツカーの魅力】

MotorFan / 2019年6月23日 7時0分

〈マツダ・ロードスター〉生誕30周年を迎えてもなお進化し続ける日本の至宝【ひと目でわかる最新スポーツカーの魅力】

Country:Japan Debut:2015年5月(商品改良:18年6月) 車両本体価格:255万4200円~325万6200円 REPORT●蔵田 智洋(KURATA Tomohiro) PHOTO●平野 陽(HIRANO Akio)

どの角度から見ても四隅を削ぎ落とした様に観えるのはロードスター独自のデザイン。ソフトトップはZ字型にスマートに収納される。オープン時には、やや下がっているドア上部に肘が掛けられるのがうれしい。

鍛造クランクシャフトの採用などロードスター専用チューンの1.5ℓスカイアクティブGを採用する。2018年6月に燃料ポンプを高圧化するとともにインジェクターを微粒噴射化し、高拡散化したことで従来モデル比1㎰/0.2㎏m向上した。

タイヤは195/50R16のアドバンスポーツとサイズは小さめ。新工法のアルミホイールはスポークが細く、軽量で冷却性能に優れる。「RED TOP」は高輝度塗装だが、2018年6月から全車ブラックメタリック塗装となり、精悍さが増した。

全長:3915mm ホイールベース:2310mm
全高:1235mm 全幅:1735mm
ミラー・トゥ・ミラー:1920mm

インパネ上部は穏やかにラウンドした形状で質感が高い。ナビの枠がブラック化されてスポーティ感が増した。視界も良く、十分な空間を確保しながらも適度なタイト感があるのがいかにもライトウェイトスポーツカーだ。

柔らかで質感の高いオーバーン色のナッパレザーシートは「RED TOP」の特別装備。シート高は440㎜と低く、ステアリング、シフト、ペダルなどが自然な位置に配置されている。チルト機構に加え、2019年モデルから、テレスコピックステアリング機構がロードスターとして初採用され、ベストポジションを得やすくなった。18年6月から「低イナーシャデュアルマスフライホイール」に変更し、MT歯打ち音やこもり音などを低減。車内の静粛性が向上した。




18年6月からタコメーターの文字に白印刷を追加し、LEDによる発光、発色の改善で昼間の視認性を向上。またマツダ内製6速MTはギヤの精度を向上させた。シフトのダイレクト感は健在で、40㎜の短いストロークで小気味良く操作できる。オルガン式アクセルペダルはストロークが大きめで繊細な操作に応える。アクセルとブレーキとの段差も適切でヒール&トーがとてもしやすい。

アルミ製トランクリッドを開けると深さ460㎜、130ℓの荷室が現れる。ダンパーの採用でヒンジが内部に出っ張らないため、有効スペースは広い。2名分の荷物を積み込み、オープン走行で小旅行に出掛けることが可能だ。

「RED TOP」はボディ同色ドアミラー を採用。

18年6月に衝突被害軽減ブレーキが追加となり、全車「サポカーS・ワイド」となった。アダプティブLEDヘッドライト(ALH)とともに安全装備が充実。

センターコンソールリッドにソフトパッド、サンバイザーに表皮巻タイプを採用し、質感を向上。

3段階温度調節式シートヒーターが「Sスペシャルパッケージ」でもセットオプション可能となった。


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