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〈アウディRS3〉選ばれし者のための獰猛な5気筒サウンド【ひと目でわかる最新スポーツカーの魅力】

MotorFan / 2019年7月1日 7時0分

〈アウディRS3〉選ばれし者のための獰猛な5気筒サウンド【ひと目でわかる最新スポーツカーの魅力】

Country:Germany Debut:2017年3月(Sportback追加:17年6月) 車両本体価格:762万円〜780万円 REPORT●小林秀雄(KOBAYASHI Hideo) PHOTO●平野陽(HIRANO Akio)

RS専用バンパーを装備し、アグレッシブな外観を強調。標準仕様ではドアミラーやウインドウモールはマットアルミルックとなるが、撮影車はオプションのブラックハイグロススタイリングパッケージを装着している。

リムに近付くほど太くなるスポークで力強く回転するイメージを演出した5アームローターデザインを採用。サイズは19インチで、写真はオプションのマットチタンルックとなる。タイヤはピレリP ZEROを装着。

2.5ℓの直列5気筒ターボエンジンを搭載。最高出力は400㎰に達し、48.9㎏mの最大トルクを1700~5850rpmの広い回転域で発生させる。0-100㎞/h加速はわずか4.1秒。RSエグゾーストバルブコントロールを備え、過剰演出とも思える始動時のサウンドは刺激的だ。

全長:4335㎜ ホイールベース:2630㎜
全高:1440㎜ 全幅1800㎜
ミラー・トゥ・ミラー:1970㎜

奥行き約760㎜、最小幅約990㎜のラゲッジルームを確保。後席シートは便利な4対2対4分割可倒式となっており、中央席だけ倒して長尺物を積むことも可能。背もたれを倒した時の最大奥行きは約1590㎜となっている。

スポーティなフラットボトムデザインのステアリングはアルカンターラとレザーのコンビ仕様。インパネ加飾はアルミレース仕様が標準となるが、撮影車はスポーティさが際立つオプションのカーボン加飾が備わっている。


大きめのサイドボルスターを備えたファインナッパレザー仕様のスポーツシートを標準装備。座面前端を伸縮させるサイサポートや4ウェイのランバーサポートを備えるなど、体格に合わせたシート調整の自由度も高い。後席スペースは膝前が約150㎜、頭上が約60㎜と申し分のない広さを確保。実用ハッチバックであるA3と共通の優れた居住性と、路面を蹴り上げて走るような怒涛の加速性能を両立させている点においては他の追随を許さない。




12.3インチフル液晶マルチファンクションディスプレイのバーチャルコックピットを標準装備。メーター表示は好みに応じて変更することが可能で、写真は中央に回転計、右側にGメーターを表示した状態。メカニカルなデザインのシフトレバー後方にはMMIナビゲーションのコントローラーなど各種スイッチを備える。金属製スポーツペダルと大きめのフットレストも装備。

バーチャルコックピットはメーターの縮尺を下げ、画面中央に車両設定やマップメーターを表示することも可能。

アクセルレスポンスなどの走行特性を変化させるアウディドライブセレクトを装備。

任意の設定速度で前走車に追従して走行できるアダプティブクルーズコントロールを標準装備。

熱負荷に強く、ハードな走行でも優れた制動力を発揮するセラミックディスクブレーキをオプション設定。


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