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日産がグローバルに新型セダンのラインアップを充実させる方針を発表

MotorFan / 2019年6月21日 10時20分

日産がグローバルに新型セダンのラインアップを充実させる方針を発表

日産は6月19日、新型セダンのラインアップをグローバルに充実させる方針を発表。大胆なデザインに加えて、最新の先進安全技術や燃費性能の優れたパワートレインを搭載した魅力あふれるセダンを投入していくとのこと。

日本では「プロパイロット2.0」搭載の新型スカイラインを今秋発売

 日産のグローバル商品戦略と商品企画を担当する常務執行役員イヴァン・エスピノーサは、次のようにコメントしている。

「日産は、これまで以上に先進技術を搭載したクルマをお客さまにお届けしていきます。今後、日産のセダンに乗るお客さまは、より進化した自動運転技術、電動パワートレイン、コネクティビティなどをお楽しみいただけることでしょう」

マキシマ(米国市場)

 日本では、高速道路で同一車線内におけるハンズオフが可能なナビ連動ルート走行を実現した世界初のシステム「プロパイロット2.0」を搭載する新型「スカイライン」を今秋発売する予定。

 一方、米国では昨年、ワイドでスポーティなプロポーションで、日産のセダンとして初めて「プロパイロット」を搭載した新型「アルティマ」を発売。新型「アルティマ」は世界初の量産型2.0L直列4気筒可変圧縮比ターボエンジン「VCターボ」も搭載している。「VCターボ」はV6ガソリンエンジンと並ぶ動力性能を発揮しながら、4気筒エンジンと同等の低燃費を実現する。

アルティマ(米国市場)

 日産はクルマを所有している、あるいは購入を検討している人を対象としてグローバルに調査を実施。調査対象者のうち、セダンを所有していない人の75%が、「現在あるいは将来的にセダンを購入検討の対象とする」と回答。とくにセダンを所有していないミレニアル世代については、80%がセダンを購入検討の対象とすると回答している。

 また、セダンオーナーは日々の通勤だけでなく、さまざまなクルマの用途に関心があるという。さらにセダンオーナーである回答者の71%が旅行や冒険に、62%が自然やアウトドアに興味を持っていることがわかっている。

シルフィ(中国市場)

 エスピノーサは、「日産の最新のセダンはお客さまのニーズ、とくに人生で初めてクルマを購入するような若いお客さまのニーズにもお応えします。セダン市場から撤退するメーカーもあるなか、私たちはセダンを求めるお客さまのニーズに今後も着実にお応えしていきます」と述べ、日産が今後も魅力的なセダンをグローバル展開していく方針を強調した。

ヴァーサ(米国市場)

IMsコンセプト(上海モーターショー2019で初公開された次世代EVコンセプト)

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