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AGCと東京工業大学、産学の連携強化の取り組み。AGCマテリアル協働研究拠点を設置

MotorFan / 2019年6月24日 15時0分

AGCと東京工業大学、産学の連携強化の取り組み。AGCマテリアル協働研究拠点を設置

AGCと東京工業大学は、「AGCマテリアル協働研究拠点」を7月1日に開設する。東工大すずかけ台キャンパスに約66㎡の専用スペースを確保すると共に、AGCから共同研究員を派遣し、組織対組織の連携を進めていく。

 AGCと東工大は、これまでガラス・セラミックス・有機材料など多くの領域で共同研究を進め、優れた成果をあげてきた。協働研究拠点とは、企業と東工大がこれまでの個別研究という枠組みを超え、組織同士で大型の連携を実現する新しい制度である。今回開設するAGCマテリアル協働研究拠点では、東工大が物質・材料を含む幅広い領域で保有する学術的知見と、AGCが培ってきた技術力を連携させ、これまでの個別研究では難しかった組織対組織の総合的な研究開発を行なう。また、新研究テーマや新事業分野の創出を行なうべく、AGCと東工大双方の人材から構成される新研究テーマ企画チームを設置し、研究の企画機能を担う。

 この拠点開設にともない、まずは「マルチマテリアル領域」として5つの研究室(物質理工学院扇澤敏明研究室、工学院轟章研究室、科学技術創成研究院佐藤千明研究室、工学院山本貴富喜研究室、工学院廣川二郎研究室)と共同研究を開始するとともに、次の領域設置も見据えた「NEXTテーマ候補」として2つの研究室(科学技術創成研究院菅野了次研究室、物質理工学院一杉太郎研究室)と共同研究を開始する。「マルチマテリアル領域」では、AGCの保有するガラスやフッ素系材料などさまざまな材料を複合化・最適化することで、次世代モビリティや高速通信、エレクトロニクスなどの領域で必要となる高機能材料や革新技術・プロセスの開発を深化させ、ソリューションを創出する。一方、「NEXTテーマ候補」では、革新的・挑戦的な研究テーマについて、課題の抽出、解決、および実現に向けたコンセプト検証を行なう。

AGCマテリアル協働研究拠点の概要

名称:国立大学法人東京工業大学 オープンイノベーション機構協働研究拠点AGCマテリアル協働研究拠点
場所:神奈川県横浜市緑区長津田町4259東京工業大学すずかけ台キャンパス J3棟514号室
設置期間:2019年7月1日~2022年6月30日
研究題目:東京工業大学とAGCの技術力融合・強化によるマテリアルソリューションの創出
拠点長:中島 章(東京工業大学 物質理工学院 副学院長・教授)
副拠点長:神谷 浩樹(AGC株式会社 技術本部企画部長)
代表共同研究員:伊勢村 次秀(AGC株式会社 技術本部企画部)

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