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本社自動車工場の自家発電用14.4万kW級GTCCコージェネ設備2系列を構成

MotorFan / 2019年7月9日 7時40分

本社自動車工場の自家発電用14.4万kW級GTCCコージェネ設備2系列を構成

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、フォルクスワーゲン向けに、H-100形ガスタービンを2基受注した。

 H-100形ガスタービンは、VWの自動車工場に電力および熱を供給する14万4,000kW級自家発電用ガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)コージェネレーション(熱電併給)設備2系列の中核機器となるもので、MHPSの欧州法人を通じて設備一式をフルターンキー方式で納入する。設備の完成・給電開始は2022年秋の予定。

 今回GTCCへの更新対象となるのは、ハイツクラフトワーク・ヴォルフスブルク-ウェスト(Heizkraftwerk Wolfsburg-West)と呼ばれる自家発電コージェネ設備。ヴォルフスブルク(Wolfsburg、ニーダーザクセン州)にあるVW本社工場の一画に、石炭を燃料とする既存発電設備を更新するかたちで設置される。MHPSは欧州法人と協力し、GTCC設備を構成するH-100形ガスタービン2基を製作・供給するとともに、排熱回収ボイラーや蒸気タービン、発電機など一式についてEPC(設計・調達・建設)とりまとめを行う。

 H-100形は、ヘビーデューティ型*の10万kW級2軸形ガスタービンで、柔軟かつ機動的な運用が可能。また、性能および信頼性に優れ、起動時間が短いなどの強みも顧客から支持される所以の一つで、これまで受注累計で23基(今回含む)の実績を有している。また、発電用だけでなくLNG(液化天然ガス)生産プラントなどの回転機械を駆動させる動力源としても有用であり、受注活動を行っている。

* 一定の出力を維持して長時間連続運転することを前提として設計されたガスタービンで、手入れしやすく低い保守頻度で済むことが特徴

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