横浜ゴム:フィリピンのタイヤ生産販売子会社に太陽光発電システムを設置
MotorFan / 2019年7月9日 11時55分
横浜ゴムは地球温暖化の防止や天然資源の保全活動の一環として、フィリピンのタイヤ生産販売子会社であるYokohama Tire Philippines, Inc.(ヨコハマタイヤフィリピン)の生産工場の屋根に太陽光発電システムを設置し、7月4日より運転を開始した。
設置した太陽光発電システムの出力規模は約4MW-dcで、年間予測発電量は約5,363MWh。発電した電気は同工場で使用し、年間で約2,858tCO2の温室効果ガス排出量を削減できる見込みだ。
なお、本件はシャープエネルギーソリューション※1と共同で日本の環境省が実施する「二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業※2」の採択を受けて実施している。本プロジェクトはフィリピン政府と日本政府の協力の下で実施されている。
横浜ゴムは、地球温暖化防止の長期目標として「2050年までに当社グループのバリューチェーン全体で排出するCO2総量を基準年(2005年度)比で50%以上削減する」を掲げている。目標達成の一環として太陽光発電をはじめとした再生可能エネルギーの活用を進めており、ヨコハマタイヤフィリピン以外に中国の杭州横浜輪胎有限公司、蘇州優科豪馬輪胎有限公司、インドのYokohama India Pvt. Ltd.(ヨコハマインディア)、日本の三重工場、三島工場、研究開発センター「RADIC」に太陽光発電システムを、平塚製造所、新城南工場には太陽光+風力発電システムを導入している。また、エネルギー効率の良い設備の導入や物流のモーダルシフト化など様々な省エネ活動を強化し、エネルギー使用量の削減に努めている。
※1:太陽光発電システムの販売および電気設備工事などのエネルギーソリューション事業を担うシャープ(株)の子会社。
※2:優れた低炭素技術などを活用し、途上国における温室効果ガス排出量を削減する事業を実施し、測定・報告・検証(MRV)を行う事業。途上国における温室効果ガスの削減とともに、二国間クレジット制度(JCM)を通じて日本およびパートナー国の温室効果ガスの排出削減目標の達成に資することを目的とする。優れた低炭素技術などの初期投資費用の2分の1を上限として補助を行う。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
データセンターを運営するコンフィデンシャルサービスが「環境価値提供サービス」を開始
PR TIMES / 2024年7月18日 14時45分
-
サッポロベトナム ロンアン工場に太陽光発電設備を導入、海外拠点での再エネ化を推進年間約706tのCO2を削減
PR TIMES / 2024年7月16日 11時45分
-
森林由来のJ-クレジットによるカーボンオフセットの取り組み開始 約10年分の温室効果ガス排出量を実質ゼロへ
PR TIMES / 2024年7月15日 1時40分
-
アズビル、藤沢テクノセンターでの購入電力を100%実質再生可能エネルギーで調達
PR TIMES / 2024年7月4日 18時15分
-
国内の透析製品を製造するバクスター宮崎工場 太陽光発電システム導入で2024年温室効果ガス排出量6.7%減めざす
Digital PR Platform / 2024年6月28日 12時0分
ランキング
-
1大谷翔平&真美子さんのレッドカーペット中継に… 人気アイドルが「思いっきり映ってる」と話題
Sirabee / 2024年7月18日 15時40分
-
2もうメンタルが崩壊しそう…最高月収60万円だった「65歳・元大手金融のサラリーマン」、定年後のハローワークで受けた屈辱
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月15日 7時15分
-
3「縁起の良い数字」のナンバープレートとは? “13種類”の人気番号ってなに? 「358」の気になる意味は?
くるまのニュース / 2024年7月19日 21時10分
-
4「ダメ、ぜったい!」 暑い日の車内に「置きっぱなし」は超危険! 「爆発」の可能性も…! 放置したらいけないものとは?
くるまのニュース / 2024年7月20日 7時10分
-
5パスポート保有率17%の日本人に「海外旅行」は高嶺の花なのか? 空港関係者らに聞いてみた
オールアバウト / 2024年7月19日 21時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください