住友ゴム工業:静電気を利用したタイヤ内部発電技術を関西大学と共同開発
MotorFan / 2019年7月23日 12時40分
住友ゴム工業は関西大学・谷弘詞教授と共同で、タイヤの内側に静電気を利用した発電デバイス(エナジーハーベスト)を取り付け、回転によって電力を発生させる技術を開発した。
本技術は静電気の一種である摩擦帯電現象を応用したもので、タイヤの回転に伴う接地面での変形により、発電デバイスが効率良く電力を発生する。将来的に、この技術は各種デジタルツールの電源としての活用が期待されている。
住友ゴム工業は、自動車産業を取り巻く環境が大きく変化する中、「さらに高い安全性能」「さらに高い環境性能」を実現するためのタイヤ技術開発コンセプト「Smart Tyre Concept」を掲げており、デジタルツールを用いて得られるさまざまなデータを利用した新たなソリューションサービスの展開を目指している。
今回の開発は、タイヤ内側に取り付けるTPMS(Tire Pressure Monitoring System:タイヤ空気圧監視システム)などのセンサー類の電源供給として応用が期待でき、将来的にバッテリー不要のデジタルツールを活用したサービス創出に貢献できるものである。
なお、本テーマは2018年10月に国立研究開発法人科学技術振興機構の研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)シーズ育成タイプFS※に採択され、同機構の支援を受けながら開発を進めている。
※大学等の研究成果に基づく技術シーズの可能性検証および実用性検証を行い、中核技術の構築を目指す産学共同の研究開発を支援するプログラム
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
豊橋技科大など、産業ロボット用ワイヤレス給電ロータリージョイントを開発
マイナビニュース / 2024年5月1日 12時12分
-
大学等発スタートアップへの支援プログラム「GAPファンドプログラム『ステップ2』」をTongaliの共同機関として企画・運営
PR TIMES / 2024年4月15日 13時15分
-
従業員エンゲージメントのデータ分析アルゴリズムを構築
PR TIMES / 2024年4月11日 17時15分
-
住友ゴムと村田製作所、タイヤの摩耗を可視化する新システムを共同開発
マイナビニュース / 2024年4月10日 19時53分
-
タイヤの摩耗を三次元で見える化する検知システムを村田製作所と共同開発
共同通信PRワイヤー / 2024年4月10日 14時0分
ランキング
-
1元ラブホ従業員が語る裏話。モーニングの目玉焼きを「焼かずに提供する」理由は…
日刊SPA! / 2024年5月5日 8時54分
-
2コンビニは「前向き駐車」すべき? なぜ「バック駐車」は推奨されない? “納得の理由”と守らなかった際の「悪影響」とは
くるまのニュース / 2024年5月2日 17時10分
-
3しゃぶしゃぶ食べ放題「しゃぶ葉」が好調。競合店から“圧倒的な大差”をつけるポイントとは
女子SPA! / 2024年5月3日 8時46分
-
4国民ブチギレ!? なぜ「13年」で”自動車税”高くなるのか 軽自動車は20%加算も!? 「やってらんない税」「税金安くしろよ」の声上がる 理不尽な重課措置の仕組みとは
くるまのニュース / 2024年5月3日 12時0分
-
5TwitterからXへのアップデートを拒み続けている人に届いたまさかのメッセージ「鳥さんは…」
まいどなニュース / 2024年5月4日 11時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください