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アウディQ3スポーツバックが本国でデビュー! クーペボディのコンパクトSUV

MotorFan / 2019年7月24日 19時20分

アウディQ3スポーツバックが本国でデビュー! クーペボディのコンパクトSUV

2019年7月24日、アウディはSUVのラインナップにクーペライクなボディフォルムを持つコンパクトモデル「Q3スポーツバック」を設定したことを発表した。欧州では今秋より市場に導入される予定で、ドイツ市場における販売価格は「35 TDI Sトロニック」で4万200ユーロ(約484万円)、「45 TFSIクワトロSトロニック」で4万6200ユーロ(約556万円)からとのことだ。

230psの2.0Lターボや、150psの2.0ディーゼルを搭載

 ボディサイズは全長4.50×全幅1.84×全幅1.56mで、ホイールベースは2.68m。スタイリングは力強さと高い精度を感じさせるデザインでまとめられている。クーペのようなラインを描くキャビンは、コントラストカラーでペイントされたアタッチメントとともに、SUVならではのキャラクターを際立たせている。


 低いルーフラインがフラットなDピラーへと流れ込み、ルーフエッジスポイラーへと繋がるフォルムが特徴的なボディの全高は、Q3より約30mm低く設定され、筋肉質なフォルムをさらに強調している。フェンダーの造形は、四輪駆動システム「クワトロ」の存在を暗示させる力強さが特徴だ。

 また、エアインレットを統合したフロントバンパーや、エアロパーツに囲まれた低いウインドウは、このモデルのワイド感を高めるディテールとなっている。マトリクスLEDを採用したヘッドライトやフラットな形状のリヤコンビネーションランプも、新世代モデルを感じさせる。


 リヤシートは3名掛けで、130mmの前後スライド機構を備えているほか、3分割の可倒機構を採用。さらに後席シートバックは7段階にリクライニングさせることが可能だ。

荷室容量は530〜1400L
荷室フロアは高さを2段階に調整可能

 荷室容量は530Lを確保。分割可倒式リヤシートのアレンジにより、最大で1400Lまでその容量を拡大できる。また、荷室フロアは2段階に高さが調整でき、荷物の形状や大きさに合わせて荷室がアレンジできるのも特徴となっている。


 パワーユニットはガソリンとディーゼルエンジンを設定。「45 TFSIクワトロSトロニック」は、230psを発揮する2.0Lターボを搭載。一方、ディーゼル車の「35 TDI Sトロニック」は150psを発揮する2.0Lディーゼルターボを積む。上位機種には「クワトロ」四輪駆動システムが組み合わされる。なお、年内には48Vシステムを組み合わせるマイルドハイブリッドが追加される予定だ。


 先進運転支援システムでは、車線逸脱警告と車線変更警告を含む4つの機能を標準装備。さらにオプションで、進行方向や横方向の視界をサポートする「アダプティブドライブアシスト」が設定される。この機能は360°カメラによるパークアシストシステムや、駐車スペースから後退して出庫する際に側方から車両が来る場合に警告を発するリヤクロストラフィックアシストが含まれる。


 そのほか、スマホとの接続対応を含む先進のコネクテッド技術や、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応した音声認識機能付きのインフォテイメントシステムが採用された。



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