デルタ電子:三菱重工エンジン&ターボチャージャのトリプルハイブリッド自立給電システムに採用

MotorFan / 2019年7月29日 17時0分

デルタ電子:三菱重工エンジン&ターボチャージャのトリプルハイブリッド自立給電システムに採用

デルタ電子は、三菱重工エンジン&ターボチャージャ(MHIET)が開発したトリプルハイブリッド自立給電システムの実証設備である「トリプルハイブリッド発電所」に、太陽光発電システム用インバータ及び蓄電池システムを納入した。

「MHIETの開発したトリプルハイブリッド自立給電システムは、太陽光などによる再生可能エネルギー発電とレシプロエンジン発電および蓄電池を組み合わせ電力の最適な安定制御を可能にしました。再生可能エネルギーの不安定な電力を3種の電源ミックスにより安定化できるのが強みで、高効率低コストの電力供給を環境に優しく多用途な分散型電源で追求できるものです」(MHIETリリースより抜粋)

「このような画期的なシステムに弊社製品が採用されたことを嬉しく思います。今後ますます分散電源への需要が高まるなか、MHIETのトリプルハイブリッド自立給電システムは、自然エネルギーとエンジン発電の特性を蓄電システムを使用することで活かすことのできるソリューションであり、昨今多発している自然災害に対応する分散電源として、また電力系統の不安定な地域における自立電源としてなど、国内外を問わず多くのアプリケーションに対応できるものと思います」(デルタ電子代表取締役 柯 進興氏)

 本システムに納入した弊社製リチウムイオン電池システムの特長は、大電力の充放電が可能であり、太陽光発電の天候による急激な電力変動を素早く吸収、平準化できることから、レシプロエンジン発電機との組み合わせで、電力需要に応じた安定的な電力供給を可能にする。
 MHIETでは今後、脱炭素化を目指した自然エネルギーの普及を更に加速する為、リチウムイオン電池システムを活用したVPP(バーチャル・パワー・プラント)、自家消費、系統安定化などのアプリケーションを開発していく。

 同システムの実証設備に採用された弊社製品の詳細は以下のとおり。
 パワーコンディショニングシステム「DES10JB125K01」(125kW x 4台)
 コンテナ型リチウムイオン電池(容量331kW)
 太陽光発電用パワーコンディショナ「RPI M50A」(50kW x 4台)

【パワーコンディショニングシステム DES10JB 125K01】


 パワーコンディショニングシステム「DES10JB125K01」 は、 リチウム 電池などのエネルギー貯蔵デバイスとグリッドの間で電力を変換する双方向インバータシステム。電力のピークカットやピークシフトによる自家消費、電力品質改善 、自然災害時のバックアップ用電源(BCP)と今後の調整力・卸電力市場などの幅広いアプリケーションに対応可能。
・定格出力電力:125kW(複数台並列運転可能)
・系統連系電圧:480VAC/50・60Hz
・電池入力範囲:DC750V-1,000V
・IP54/Type 3R全天候型設計
・最大変換効率:97.8%
・重量:305kg
・認証:UL1741, IEEE1547, Rule21, FCC part 15 class A

【リチウムイオン蓄電デバイス】


 MHIETのリチウムイオン電池は、セル、モジュール(24V、48V)、キャビネット(屋内/屋外)、コンテナと様々なシリーズを持ち、幅広いニーズに優れたスケーラビリティと適応性を提供可能。パックデザインのカスタマイズにも対応可能だ。

・リチウム イオン電池セル
P140は、電力密度とエネルギー密度のバランスに優れた3.7V / 60Ahの大容量リチウムイオン二次電池。高いCレートの充放電の特性が強み、風力発電、太陽光発電などの再生可能エネルギー貯蔵システム、電力調整(アンシラリー)や、高いトルクが必要なフォークリフト、建設機械、船舶などの電動化など多くのアプリケーションに使用できる。
・リチウムイオン 電池 モジュール
用途に合わせてHV(高電圧)、LV(スタンドアロン)のモジュールをラインナップ。バッテリ管理システムによりインテリジェントなモジュール管理を行い、セルレベルで電圧と温度をモニタできる。内蔵保護スイッチ、ホスト制御システム(CANopen通信プロトコル対応)、Battery SOC(State of Charge:充電情報)の表示、Battery SOH(Health of State:劣化状況)の評価等の機能により、蓄電池の管理が可能。

【太陽光発電・三相高圧産業用パワーコンディショナ  RPI M50A】


 RPI M50A太陽光パワーコンディショナは、98.6%の最高変換効率を提供することができる。さらに2系統の最大電力点追従(MPPT)機能を搭載、各ストリングの発電能力を最大限に引き出す。これにより太陽光発電システムのエネルギーを最大限に活用できる。
・定格出力電力:50kW
・高変換効率(最大98.6%)
・2回路マルチストリング(MPPT)機能搭載
・動作電圧範囲200~1000V(スーパーワイドレンジ入力電圧)
・見やすい20桁4行LCDディスプレイ/発電状況記録 (毎日/毎週/毎月/毎年)
・直流、 交流側サージ保護デバイス(SPD)搭載
・防水・防塵塩害地域使用可(IP65)

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