385psと450Nmを発揮する3.0Lツインターボを搭載
MotorFan / 2019年7月30日 19時45分
2019年7月30日、ポルシェは新型911(タイプ992)に、スタンダードモデルに位置付けられる「カレラクーペ」、「カレラカブリオレ」を設定したことを発表。すでに欧州場では受注がスタートしており、ドイツ市場における車両価格はカレラクーペが10万4655ユーロ(約1270万円)、カレラカブリオレが11万8935 ユーロ(約1440万円)とのこと。
0-100km/加速はクーペが4.2秒、カブリオレが4.4秒をマーク
新型911カレラに搭載されるエンジンは、385psと450Nmを発揮する3.0L水平対向6気筒ツインターボ。最高出力の値は先代型より15ps上回る。トランスミッションは8速デュアルクラッチの「PDK」だ。
0-100km/h加速タイムはクーペで4.2秒、カブリオレで4.4秒をマーク。最高速はそれぞれ293km/h、291km/hと発表。なお、車両重量はクーペが1505kg、カブリオレが1575kgだ。
新型カレラにもカレラSなどと同様に、オプションでスポーツクロノパッケージを設定。これにより、0-100km/h加速タイムは0.2秒削ることが可能だ。ちなみに、欧州複合モード燃費はクーペで11.1km/L、カブリオレで10.9km/Lを実現している。
エクステリアにおけるカレラSとの違いとして、タイヤサイズやエキゾーストフィニッシャーのカバー形状、そしてリヤエンドに装着されるモデル名のバッジが挙げられる。
タイヤサイズはフロントが235/40ZR19、リヤが295/35ZR20。全輪に4ピストンキャリパーと330mm径ディスクを組み合わせるブレーキが搭載され、高水準の制動性能が与えられた。
濡れた路面でもより安全で安定したハンドリングを実現するウエットモードや、10.9インチタッチスクリーンをインパネに装着する高品質なインテリアなどは、カレラSと変わらない。
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