フォルクスワーゲンの「e-ゴルフ」が長野県白馬村で無料シェアリング可能に

7月30日、フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、同社のEV「e-ゴルフ」を使用した無料シェアリングサービス「白馬EVシェアリング」を、8月2日より長野県白馬村でスタートさせると発表した。

白馬村民および同村内宿泊者は最大５日間の利用が可能

「白馬 EV シェアリング」は、環境省が推進する地球温暖化対策に資するあらゆる「賢い選択」を促す国民運動「COOL CHOICE（クールチョイス）」に賛同した長野県白馬村が、二酸化炭素排出抑制対策事業として、EVのシェアリングサービスを行うもの。2年目を迎える今年は2台のフォルクスワーゲンe-ゴルフが使用される。

　貸し出し対象者は、白馬村民と白馬村内の宿泊者。白馬村は、水力など自然エネルギーによる電力自給率約96%を達成しており、その電力によって充電することで、白馬村では e-ゴルフをほぼ二酸化炭素フリーで利用することができる。

　ドイツのフォルクスワーゲン グループ本社は、7月10日に環境保護に関する新たな企業理念のステートメント「goTOzero」を発表し、2050 年までに環境バランスシートを二酸化炭素ニュートラルにすることを表明している。フォルクスワーゲン グループ ジャパンとしても、グループの一員として、自然エネルギー電力による今回の「白馬EVシェアリング」をサポートしていくとのことだ。

●「白馬EVシェアリング」サービス概要
・申込開始日：2019年7月30日
・実施期間：2019年8月2日～11月29日
・貸出車両：フォルクスワーゲン e-ゴルフ
・貸出対象者：白馬村民および白馬村内宿泊者（要普通自動車運転免許証）
・料金：無料
・利用期間：①月曜日午後～金曜日午前（5日間）、②金曜日午後～月曜日午前（4日間）のどちらかの期間を選択
・利用方法：利用する3日前までに白馬村役場総合案内に電話にて予約。
・申込み／問い合わせ先：白馬村役場総合案内（電話：[phone]）
※なお、白馬村内宿泊者は、宿泊施設を通して申込みください。
※利用条件等、詳細は白馬村のウェブサイトをご参照のこと。