車両周辺を高精度・高解像度に検知でき、地図更新などへの活用が可能
MotorFan / 2020年1月8日 17時5分
パイオニアの連結子会社であるパイオニアスマートセンシングイノベーションズ(PSSI)は、乗用車などへ後付けでき、車両の周辺環境を高精度・高解像度に検知可能な “3D空間データ収集LiDAR kit” を開発し、その試作モデルを「CES2020」に出品した。
本 “LiDAR kit” は、「3D-LiDAR センサー」とカメラ、GNSS(全球測位衛星システム)を一体にしたハードウェアと、物体認識や位置推定、差分抽出を行うソフトウェアアルゴリズムをセットにしたトータルソリューションだ。乗用車や業務車両などの屋根の上に“LiDAR kit”を簡単に後付けでき、複雑な調整を行うことなく周辺物体の位置や距離、形などを正確に検知し、3D空間データとして収集することができる。周辺環境や路面標示、道路の凹凸などの情報まで含む3D空間データは、地図更新のほか、マーケティング用データの作成などへ活用が可能だ。
PSSI は、3D空間データの収集・活用を効率的かつコストを抑えて行いたい企業向けに、2020年秋より “LiDARkit” の販売を開始する予定だ。
なお「CES2020」に出品している試作モデルでは、カーメイトの360度カメラ「d’Action 360 S(DC5000)」を使用している。
![3D空間データ収集(イメージ)](https://motor-fan.jp/images/articles/10013113/big_2200870_202001081527030000001.jpg)
![道路面環境検出(イメージ)](https://motor-fan.jp/images/articles/10013113/big_2200870_202001081527030000002.jpg)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ティアフォー、大規模データ共有による自動運転AI開発において日本交通と協業 7月よりデータ収集開始、共有データ基盤の構築へ
PR TIMES / 2024年7月18日 10時0分
-
NEC、3D-LiDARを用いて遠方から高精度に潮位を測定する技術を開発
マイナビニュース / 2024年7月17日 16時21分
-
【東芝インフラシステムズ】業界初、線路内に設備を追加せずに「自動化レベルGOA2.5」を長野電鉄と実現
Digital PR Platform / 2024年7月16日 14時1分
-
自動速度制御装置が欧州で義務化へ、70以上の自動車ブランドがHEREの地図データで対応
レスポンス / 2024年7月4日 8時26分
-
Vecow、Kudan SLAM技術を搭載したロボット向けソリューションキットの販売を決定
PR TIMES / 2024年7月3日 13時45分
ランキング
-
1「持ち運び用の最適解...」無印の"990円"充電器、価格以上の優秀さだった。
東京バーゲンマニア / 2024年7月18日 20時8分
-
2結婚相談所は知っている「いつまで経っても、結婚できない男女の“意外な問題点”」
日刊SPA! / 2024年7月18日 15時50分
-
3Q. スイカの皮は食べられますか? 【管理栄養士が回答】
オールアバウト / 2024年7月18日 20時45分
-
4iPhoneは「128GB」か「256GB」どちらを買うべきですか?【スマホのプロが解説】
オールアバウト / 2024年7月16日 21時25分
-
51日5分で二重アゴ&首のシワを解消!魔法の顔筋トレ「あごステップ」HOW TO
ハルメク365 / 2024年7月17日 22時50分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)