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アイシン精機:知多半島道路沿道で「次世代広告システム」の実証実験を実施

MotorFan / 2020年2月7日 12時25分

アイシン精機:知多半島道路沿道で「次世代広告システム」の実証実験を実施

アイシン精機は「次世代広告システム」の実証実験を愛知県の知多半島エリアにおいて、2020年3月から実施する。

 このシステムは、アイシンが新たに開発した移動中の乗員ステータスを予測するリズムプラットフォーム「RHYTHM PFM」を使ったもの。目的地やクルマの位置、道路の混雑状況等に合わせて、車内を楽しくする音声コンテンツとともに、目的地とその周辺の店舗・施設の商品・サービスの魅力を伝える音声広告を随時配信し、移動中の顧客に的確にアプローチするマーケティングを行う。

 アイシンはこれまで、出発から目的地に到着するまでに変化する乗員の感情や行動と、広告効果の関係に着目してきた。RHYTHM PFMはカーナビゲーション開発で蓄積された乗員の感情や行動傾向とリアルタイムに検出された様々な情報を元に刻々と変化する乗員ステータスの予測を実現する。今回の実証実験では、イオンモール常滑、愛知道路コンセッションも協力、人口減少によって市場縮小傾向である日本の小売業界で、「移動」に着目したマーケティングツールを提供することで、新たな目線で顧客との関係性・信頼性向上を実現し、収益向上に貢献することをめざす。

 アイシングループは、昨今の急激な環境変化に対応し「CASE」の領域において、より競争力のある技術や製品を開発し、市場に投入していくことをめざし企業構造の変革を急速に進めている。コネクティッドの分野では、車載システム情報とメカシステムを連動させ、人や社会に寄り添うサービスを提供するための技術開発を行っている。車両に搭載されたサスペンションやブレーキ、各種センサーといったアイシングループの様々な製品から収集された車両情報をはじめとしたソーシャルデータ、地図情報、位置情報などのオープンデータなどを分析し、組み合わせ、ライフサポート・モビリティサービス・インフラ支援の分野での様々なサービスを開発している。
 また、2015年に設立したイノベーションセンターでは、乗り合い送迎サービス「チョイソコ」をはじめとした、従来の枠組みにとらわれない、次世代の柱となるような新たな事業の種を育ててきた。本システムも、事業化に向けて検討を進めている企画のひとつ。

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