グッドイヤー:自己再生型コンセプトタイヤ “reCharge”を発表
MotorFan / 2020年3月9日 15時40分
ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニーは、画期的な自己再生型コンセプトタイヤreChargeを発表した。同コンセプトタイヤは、タイヤ自らが環境に適応、変化し、利用者のモビリティニーズに応える。
Mike Rytokoski氏(グッドイヤー・ヨーロッパ、Vice President兼Chief Marketing Officer)は「グッドイヤーは、個々の消費者のモビリティニーズに、より確実に応えられるタイヤを追い求めてきました」「当社はこの度、パーソナライズ化と簡易化が進む、電動モビリティの将来に適合するコンセプトタイヤを完成しました」と述べた。
このreChargeコンセプトには、多くの革新的な特徴があり、それは次の3つのポイントに集約される。
パーソナライズ
reChargeコンセプトの核は、再充填が可能で生成分解できるトレッドコンパウンドだ。個々のカプセル(カートリッジ)による再充填が可能となるため、タイヤ交換のプロセスが劇的に簡易なものとなる。カスタマイズされた液体コンパウンドを含有したカプセル(カートリッジ)を充填することでトレッドを再生、天候や路面の状態、またドライバーの運転方法にも、時間の経過とともにタイヤが適応することを可能にする。AIにより、個々のドライバーのプロフィールが生成され、カスタマイズされた液体コンパウンドが作成される。これにより、利用者の用途にあわせ調合されたコンパウンドが生成される。
サステナブル
コンパウンドは、生物由来物質を原料とし、世界で最も強力な天然素材の一つである「蜘蛛の糸」から発想を得た繊維で強化されている。これにより、耐久性が極めて高く、100%生分解が可能なものとなっている。
手間要らず
再充填可能なカプセルを使うことで、タイヤ交換のプロセスが劇的に簡易なものとなるだけでなく、軽量なエアレス・フレームがトレッドを支えるトール・アンド・ナロー形状となる。これは薄くて頑丈なメンテナンスを要さない構造であり、これにより、空気圧のメンテナンスやパンクによる無駄な時間が無くなる。
ルクセンブルク・グッドイヤーイノベーションセンターの主任デザイナーを務めるSebastien Fontaineは、「グッドイヤー reChargeは、妥協の一切ないコンセプトタイヤです。パーソナライズされ、サステナブル、そして手間要らずで、電動モビリティの一翼を担うと確信しています」と述べている。
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