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外観だけでなくインテリアにも! Honda eに埋め込まれたあの名車のモチーフとは?

MotorFan / 2020年4月1日 19時20分

外観だけでなくインテリアにも! Honda eに埋め込まれたあの名車のモチーフとは?

今年導入されるというホンダのコンパクトEV(電気自動車)、Honda eのデザインが欧州で賞を受けたというニュースが入ってきた。このように評価の高いHonda eのデザインだが、そこには過去のホンダの名車達のDNAが受け継がれている。 REPORT:ニューモデル速報編集部

 ホンダが発表したリリースによると、Honda eが受賞したのは世界的に権威のあるデザインに関する賞のひとつ、「レッド・ドット・デザイン賞」。プロダクトデザイン賞(自動車)において「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」を受賞、さらにスマート・プロダクト部門においても「レッド・ドット賞」を受賞したとのこと。

 そんなHonda eのデザインに埋め込まれたホンダの過去の名車モチーフとは……?

 まずはその顔。ボディ幅いっぱいに配した丸目ヘッドライトと、その左右を一本のグリルで繋ぐ、というのは最近のホンダ軽自動車に共通するデザインコンセプトだ。

Honda eの顔はライトだけでなく全体が丸みを帯びた優しいカタチだ。
 N-BOX(標準車)。LEDリングで丸目を強調するのが昨今のホンダ軽の流れ。

 N-VAN +STYLE。ブラックベースでN-BOXよりも丸目を強調させる方向に。

N-WGN(標準車)。丸目の上のウインカーで表情を凜々しく。実はコレも過去にモチーフあり。

その最近のホンダ軽自動車の顔つきの流れをつくったのは、今年の東京オートサロンで次世代モデルのプロトタイプが展示されたN-ONEだ。

Honda eに通じる丸目とそれを結ぶ横一文字グリル。このN-ONEのモチーフになったのは……

 そして、N-ONEがモチーフにしたのが、ホンダ初の軽乗用車であるN360。現在のホンダ軽自動車の「Nシリーズ」の名称も、もちろんこのN360を踏まえてのネーミングだ。丸目ヘッドライトとその間を一直線のグリルで繋ぐというデザインコンセプトは、Nシリーズ、さらにはHonda eにまで受け継がれているわけなのだ。

スポーツカーである「S」シリーズと商用車しかつくっていなかったホンダが初めて世に送り出した量産乗用車がN360。ホンダにとってとても大きな存在だ。

Honda eのインテリアデザインははここから来た!?

 さて、Honda eが受け継ぐのはエクステリアデザインだけではない。インテリアに目を向けてみると、左右一杯に展開したモニターが目を引く。そしてもう一つの特徴が、棚のようなダッシュデザインだ。

モニターがずらりと並んだ先進感と、ウッドのぬくもりが同居するHonda eのインテリア。

 この内装デザインの源流と思わせるモノは、かつての軽バンであるライフステップバン/ライフピックアップにあるのだ。

机としても使えるステップバン/ピックアップのフラットなダッシュ。これがHonda eのインテリアモチーフ!?
ライフステップバン。その名前はステップワゴンのヒントになった。
こちらはオープンラゲッジのライフピックアップ。

 ちなみにこのステップバン/ピックアップの顔つき、見ておわかりの通りN-WGN標準車に受け継がれている。

 丸目とその間の細長い直線グリル、ヘッドライト上の「まゆ毛ウインカー」と、ステップバン/ピックアップリスペクトなN-WGN標準車の顔つき。

 このように、過去の名車のイメージを巧みに取り込んだデザインが評価されたHonda e。国内の導入は今年の後半ともウワサされている。早く実車を見たい!

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