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もしかして新型? 撤去された東名高速の自動速度取締機、LHシステムが、なぜか上りだけ復活!

MotorFan / 2021年4月13日 19時35分

もしかして新型? 撤去された東名高速の自動速度取締機、LHシステムが、なぜか上りだけ復活!

昨年秋から冬にかけて撤去された東名高速上下線のLHシステムが、この春、新タイプになって上り線のみに復活! 一見、1車線狙いに見えるけど、もしかして?

真相は不明だが、とりあえず両車線とも注意!

1枚目の事前警告板は328.8KP付近。2枚目は327.7KPに現れる。

☆新規オービスDATA
場所:愛知県名古屋市名東区高柳町
道路:東名高速
方向:上り
キロポスト:326.8KP
機種:LHシステム
速度測定方式:ループコイル式
制限速度:100km/h

 各地で固定式オービスの撤去が続いているのはもうご承知の通りだが、姿を消しているのは用済み同然のHシステムと、いわゆる旧型のループコイル式、レーダー式がほとんどであり、今や最新型となっているLHシステムに関しては、わけありの2例と原因不明の1機(千葉県内)のみ。現在、全国で実稼働している固定式オービスのほとんどがLHシステムというのが現状だ。

 ところが、昨年、東名高速326.7KP(名古屋IC-守山PA)の中央分離帯で上下線を狙っていた双子LHが突然、撤去。最新型なのになぜ? と関係筋に物議を醸しだしていたのだが、なんと、この春、ほぼ同じポイントの上りのみに、最近、各地の高速道路に新設されているおなじみの「1車線狙い」タイプが復活! 片方だけとはいえ、ここは元々、1車線狙いだったのに、何でわざわざ予算を使って同じLHを設置したのだろうか?

 考えられるのは、同じ1車線狙いに見えて実は複数車線を1度に狙えるように改良されているのではないか? ということ。事実、話題の可搬式移動オービスはレーザー式もレーダー式も一つのカメラで複数車線を狙っていると言われている。もしそうだとすると、その技術をLHにも応用しない手はない。もちろん、現時点では真相不明ではあるが、その可能性が無きにしも非ずなのだ。各地の高速道路(常磐道、山陽道、中央道、関越道等)で複数車線狙いのHシステムが、一見、1車線狙いのLHに世代交代しているという事実を見てもそう考えても不思議じゃない。

 というわけで、このニュータイプのLHシステムに関しては今後、調査を続けていくつもり。何か判明したらこのコーナーで報告します!

↓動画はこちら!

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