フリーダムな移動空間とタフな走行性能を兼ね備えるミニバンとSUVの“いいとこ取り” な大人のギア
MotorFan / 2021年6月25日 8時0分
フランス車のおしゃれな雰囲気と、日本車にも近い使い勝手を備えるリフター。個性的なスタイリングに全方位的な自由な空間演出にココロを鷲づかみされた向きも多いことだろう。アウトドアライフが流行している今、「5名乗車で広い荷室」を求める多くの日本人に最適な選択肢として、RIFTERはまさに打って付けの“ギア”。そのRIFTERの魅力を、使い勝手の観点からダイジェストにてお伝えしよう。 TEXT●小林秀雄/編集部 PHOTO●平野 陽
【COCKPIT】シンプルにして使いやすい操縦空間【運転席】
208に採用されている最新の3Dメーターこそ装備されていないが、小径ステアリングとヘッドアップインストルメントパネルを組み合わせたプジョー i-Cockpitを採用。独立した空調パネルも装備されており、実用性はむしろ高いと言える。
大きなセンターコンソールを備えた骨太なデザインと、多くの収納類を配置した実用性を兼備。高い位置にマウントされたセンタータッチディスプレイは少し運転席側に向けてチルトされ、画面の見やすさと操作のしやすさを高めている(写真上)。省スペースに貢献するダイヤル式のシフトセレクターは少し慣れが必要(写真左)。
【INFOTAINMENT】地図も音楽もストレスフリー【インフォテインメント】
便利な8インチタッチスクリーンを標準装備し、モニター外側の両サイドにメニューを呼び出すためのタッチキーを常設。オーディオとしてFM/AMラジオ、USB、Bluetoothを利用できるほか、Apple CarPlayやAndroid Autoにもしっかり対応している。
ダッシュボードには8インチのタッチスクリーンを装備。エアコンやオーディオ、ハンズフリー通話、ADAS(先進運転支援システム)などを直感的に操作することができる。さらに、PEUGEOTミラースクリーンの採用により、Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応。なお、8インチのタッチスクリーン右下部分にはUSBを搭載されている。
【COMFORTABILITY&ACCESSIBILITY】後席スライドドアで利便性アップ【居住性と乗降性】
後席ドアには日本人もミニバンで使い慣れていたスライドドアを装備。後席に3座独立シートを採用するなど、欧州車らしいシートアレンジを実現している。シート調整などは簡素と言えば簡素だが、必要以上に贅沢を好まないフランス車好きには“刺さる”ポイントだ。
後席ドアには左右ともに手動のスライドドアを採用。アウタードアハンドルを持ってドアを閉めるときに少しコツがあり、一旦リヤ方向に引っ張るような動作を加えてから閉めるとうまくいく。
余談ではあるが、編集担当は恥ずかしながら操作できなかった……。プジョー・ディーラーに行かれた際は、ぜひ、チャレンジしてみては(って、操作できなかったのは、編集担当だけという話もあるが……)。
【STORAGE】遊び心溢れる収納類【室内の収納スペース】
便利な小物入れが多数備わるリフターの室内。フロント&リヤポケット、リヤ床下、センターコンソール、助手席グルーブボックスにペットボトルや書類、小物などを収納できるストレージスペースを配置。「GT」には見た目もユニークなフローティング形状の収納が加わり、荷物の積載能力も高まる。
マルチパノラミックルーフ装着車には、前後どちらからもアクセスできるリヤシーリングボックスを装備。フロント側には引き戸が備わり、リヤ側はボックス自体をガバッと開くことが可能。アウトドアで使用する雨合羽や防寒具などを常備しておくのもよさそうだ。
【LUGGAGE COMPARTMENT】小柄ながらも圧倒的な積載性【ラゲッジスペース】
全長4405mmのコンパクトボディに、5名乗車時でも約597ℓの広大なラゲッジスペースを要しているのがリフターの特徴のひとつ。用途に合わせて荷室をアレンジできるラゲッジトレイも標準装備され、助手席の前倒しも可能などユーティリティに優れる。助手席シートバックを前方に折りたたむと、最長で約2.7mまでの荷物が積載可能となる。
テールゲートにはガラス部分だけを開け閉めできるリヤオープニングハッチを採用。クルマを後方に十分なスペースがない状況でも開け閉めしやすい。フレキシブルラゲッジトレイが上段にある場合は、トレイの手前側を折ると荷物にアクセスできる。
「プジョーのすべて」では、史上初!? 「コクピットドリル&ユーティリティチェック(使い勝手)」3車種分の掲載!
今回掲載したリフターの使い勝手は、発売中の「プジョーのすべて」からのダイジェスト版。詳細は、ぜひ、本誌をご欄くださいませ。
取材時、リフターのシフトポジションの選択(シフトセレクター)に戸惑ったのは、いまでもいい想い出(?)。このまま発進できないんのではと、冷や汗をかいたものでした。 そんなリフターとの些細ともいえる出来事ですら、編集担当にとっては印象深いものとしていまだ脳裏に焼き付いています。
と、取り留めもなく、さらに、ドウデモイイハナシはおいといて、リフターのバックショットを締めのカットとしてお送りします。とにもかくにも、全方位でリフターの魅力に触れてもらえたらうれしいです。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【シトロエン ベルランゴ ロング 新型試乗】見事なほどの「実用第一主義」も、間違いなく進化した…中村孝仁
レスポンス / 2024年12月3日 12時30分
-
【プジョー リフターGT 新型試乗】ベルランゴとの「9万円の違い」はどこにある?…中村孝仁
レスポンス / 2024年11月28日 20時0分
-
スズキの新型「軽“5ドア”SUV」がスゴイ! 広々“タフ”内装×「スライドドア」がめちゃ便利! 「車中泊」も可能な新型スーパーハイトワゴン「スペーシア“ギア”」で寝てみた!
くるまのニュース / 2024年11月26日 18時10分
-
ホンダ「フリード」新旧比較で見るヒットの法則 ちょうどいいサイズ感はそのまま熟成が進んだ
東洋経済オンライン / 2024年11月21日 11時30分
-
2人乗りのみ! ダイハツに斬新「スライドドア付き軽バン」あった! 新車140万円以下で「リアシート」なし! 超割り切ったシンプルバン「キャディー」とは
くるまのニュース / 2024年11月19日 17時10分
ランキング
-
1トランプ「会ってもいい」に潜む罠…大統領就任式前の日米会談、石破首相にこれだけのリスク
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月18日 16時3分
-
2大阪の天神橋筋商店街「長さ日本一」から陥落? 東京側の首位宣言に「インチキ」の声も
産経ニュース / 2024年12月18日 16時30分
-
3【12月20日限定】ステーキガストが年内最後の「ステーキ食べ放題」を開催!
東京バーゲンマニア / 2024年12月18日 19時58分
-
4車の「フロントガラス交換」近年なぜ高額に? 「数十万円超え」の請求例も! “そのまま放置”は「絶対NG!」 走行中「突然の悲劇」 どう対処すべき?
くるまのニュース / 2024年12月18日 18時40分
-
5「芝居も文章も、うまさの先にはあまり広い世界はありません」…小泉今日子さんが大事にしている「恩師」の言葉
読売新聞 / 2024年12月18日 15時32分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください