有村架純の声は「ちょっと甘えた感じ」。増田セバスチャン監督が絶賛!

Movie Walker / 2014年11月27日 18時39分

『くるみ割り人形』のアフレコを務めた有村架純と増田セバスチャン監督

日本から世界に向け、“Kawaiiカルチャー”を発信し続けてきた増田セバスチャンが放つ、極彩色の3D人形アニメーション『くるみ割り人形』(11月29日公開)。本作のヒロイン、クララ役の声を当てたのは、『思い出のマーニー』(14)のアフレコでも高い評価を得た有村架純だ。勇気あふれる少女クララの声は、2人で試行錯誤して作り上げたと言う。増田と有村の2人にインタビューし、製作秘話について話を聞いた。

『くるみ割り人形』は、大切なくるみ割り人形をネズミにさらわれたクララが、人形の国に迷い込み、大冒険を繰り広げるというミュージカルファンタジー。本作の前身は、1979年に公開された、サンリオ製作の人形アニメーション映画。なんと、当時、劇場で本作を見ていたという増田監督。「僕が住んでいた千葉県松戸にサンリオ劇場があり、そこで見たという強烈な思い出があります。内容は忘れていたのですが、何か不気味な感じや、心に引っかかる感じがあり、それをずっと覚えていたんです。まさかその『くるみ割り人形』を自分が監督するとは」。

監督のオファーをもらった時、最初は躊躇したと言う。「自分がやるには恐れ多いなと。先人、先輩たちが手掛けた偉大なクリエイションを、僕が切ったり貼ったりして良いものかと。すごく悩んだのですが、日本の素晴らしいクリエイションを、世界に見てもらえる機会になるのであれば、僕が引き受けてやってみようと思い直しました。ある種、過去から未来への接続だと思ったんです。過去の先輩たちが作ったものを、僕が現在のクリエイションに置き換えて、現在の子たちにもわかりやすいものを作ろうと。いま、日本のカルチャーってすごく流行していますが、それは、先輩たちの偉業の上になりたったものですから」。

声優にトライするのは2度目となった有村だが、『思い出のマーニー』の時とはかなり勝手が違ったと言う。「すごくプレッシャーもありましたし、不安もありましたし、人形劇ということで、また、ジブリ作品とは違うやり方なんだろうと思っていたのですが、予想通りすごく苦戦しました。人形劇は、口の動きがはっきりとわからないので、そこに合わせてやっていくのが難しかったです」と告白。

増田は、有村の声について徹底的に研究し、演出をしていった。「有村さんの出演作やCMの声を聞いて、ちょっと甘えた感じが魅力的だなと思ったんです。僕も、仕事柄、いろんな女の子と会うんですが、有村さんは他の子とは違うというか、引き出しが多い感じがして。芯の強い子だけど、そのなかで自分らしさみたいなものがぽろっと出る。そこがたまらなく素敵で。それを知っちゃっただけに、いまも隣にいるとドキドキします」。

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