第87回アカデミー賞ノミネート1か月前予測【作品賞編】

Movie Walker / 2014年12月10日 21時9分

リチャード・リンクレイター監督作『6才のボクが、大人になるまで。』(14)/[c]2014 boyhood inc./ifc productions i, L.L.c. aLL rights reserved.

15年1月15日のアカデミー賞ノミネート発表を控え、12月に入って賞レースが本格的にスタートした。そこで、今年もindiewire.com、goldderby.comなど業界関係者の分析結果をもとに、カテゴリー別にノミネート予測をまとめてみた。

今年も、ドラマを中心に様々なジャンルの作品がエントリーされているが、アニメ作品のエントリーはなさそうだ。また、通常この時期になると、作品賞は2作品の一騎打ちといわれる段階まで絞られるが、今年は突出した作品がなく、また10作品の絞り込みも難しいといわれている。

その中で、どのメディアからもノミネートが確実視されているのは、リチャード・リンクレイター監督作『6才のボクが、大人になるまで。』(14)と、10月にニューヨーク映画祭のクロージングを飾って以来高い評価をキープしているアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督作『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(15年春公開)だろう。そして最近、各カテゴリーで快進撃を続けているのが、モルテン・ティルドゥム監督作『The Imitation Game(仮題)』(15年3月公開)、エヴァ・デュヴルネ監督作『Selma(原題)』、アンジェリーナ・ジョリー監督作『Unbroken(原題)』だ。

他には、ニューヨーク映画祭でお披露目されて以来好評を博しているデヴィッド・フィンチャー監督作『ゴーン・ガール』(12月12日公開)、ベネット・ミラー監督作『フォックスキャッチャー』(15年2月14日公開)、ジェームズ・マーシュ監督作『博士と彼女のセオリー』(15年3月公開)が多くの票を集めているようだ。

しかし、デイミアン・チャゼル監督作『Whiplash(原題)』ほか、オスカー候補の常連監督作品でもある、マイク・リー監督作『Mr.Turner(原題)』、クリント・イーストウッド監督作『アメリカン・スナイパー』(15年2月公開)、ロブ・マーシャル監督作『イントゥ・ザ・ウッズ』(15年3月14日公開)、J.C.チャンドラー監督作『A Most Violent Year(原題)』、ポール・トーマス・アンダーソン監督作『Inherent Vice(原題)』、そしてウェス・アンダーソン監督作『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)、ジャン=マルク・ヴァレ監督作『Wild(原題)』、SFのためかなかなかオスカーにはご縁がないものの、その実力は筋金入りのクリストファー・ノーラン監督作『インターステラー』(14)など強敵も控えており、現時点では例年以上に混戦模様といえそうだ。

なお第87回アカデミー賞は、『ゴーン・ガール』にも出演しているニール・パトリック・ハリスの司会で、15年2月22日にロサンゼルスのドルビー・シアターで開催される。【NY在住/JUNKO】

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