第87回アカデミー賞ノミネート1か月前予測【監督賞編】

Movie Walker / 2014年12月10日 21時9分

リチャード・リンクレイター監督(『6才のボクが、大人になるまで。』)/写真:SPLASH/アフロ

15年1月15日のアカデミー賞ノミネート発表を控え、12月に入って賞レースが本格的にスタートした。そこで、今年もindiewire.com、goldderby.comなど業界関係者の分析結果をもとに、カテゴリー別にノミネート予測をまとめてみた。

監督賞もまた絞り込みが難しく混戦模様が続いているが、その中でもノミネートが確実視されているのは、リチャード・リンクレイター監督(『6才のボクが、大人になるまで。』)とアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)だ。

今回は、対象が多すぎるためか、ほぼ作品賞と監督賞が重なる予測だが、他には、ここにきて快進撃を遂げているエヴァ・デュヴルネ監督(『Selma(原題)』)、アンジェリーナ・ジョリー監督(『Unbroken(原題)』)も有力候補に浮上。

米ファーガソンで、黒人少年が白人警官に殺されたことが発端となり全米で黒人の抗議行動が活発する中で、黒人解放に尽力したマーティン・ルーサー・キング・Jr.牧師の人生を描いた『Selma』と、イスラム国など各地でテロや紛争が起こっている世の中で、日本兵の捕虜になった元オリンピック選手のアメリカ兵を描いた『Unbroken』という社会派映画で、2人の女性監督が激突する可能性も高い。

他には、モルテン・テゥルドゥム監督(『The Imitation Game(仮題)』)、ジェームズ・マーシュ監督(『博士と彼女のセオリー』)、デヴィッド・フィンチャー監督(『ゴーン・ガール』)、ベネット・ミラー監督(『フォックスキャッチャー』)らが5席中の3席を取り合うのではないかと予想されている。

しかし、デイミアン・チャゼル監督(『Whiplash(原題)』)、マイク・リー監督(『Mr.Turner(原題)』)、クリント・イーストウッド監督(『アメリカン・スナイパー』)、ロブ・マーシャル監督(『イントゥ・ザ・ウッズ』)、J.C.チャンドラー監督(『A Most Violent Year(原題)』)らも侮れない存在で、こちらも現時点では予測不能な状況になっている。

なお第87回アカデミー賞は、15年2月22日にロサンゼルスのドルビー・シアターで開催される。【NY在住/JUNKO】

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