80歳の鬼才ロマン・ポランスキー、女優で熟女の妻を迎えて“マゾ”映画を放つ!

Movie Walker / 2014年12月21日 10時0分

『毛皮のヴィーナス』でロマン・ポランスキーが妻で女優、エマニュエル・セニエを演出/[c]2013 R.P PRODUCTIONS – MONOLITH FILM

『戦場のピアニスト』(02)のロマン・ポランスキー監督の最新作は、ザッヘル=マゾッホの小説をモチーフにした『毛皮のヴィーナス』(12月20日公開)。現在、御年81歳で、本作の撮影時は80歳だったポランスキー監督だが、ヒロイン・ワンダ役に、妻で女優のエマニュエル・セニエを迎え、官能的なサスペンスに仕立てあげた。

原作では、美しい貴婦人ワンダの奴隷になるという契約を交わした青年が、性的快楽を得ていくという物語。ちなみに“マゾヒズム”という言葉は、精神科医のクラフト=エビングが、ザッヘル=マゾッホの名前から付けた用語である。映画では、演出家の男エマ(マチュー・アマルリック)が、オーディションに遅れてやってきた無名の女優ワンダに翻弄されていく。

エマニュエル・セニエは現在48歳。劇中ではSMの女王様さながらに、ドSなプレイを披露。鎖付きのボンテージ系のファッションや下着姿で、熟女フェロモンを全開にさせている。次第に自らの欲望に目覚め、妖艶な彼女に骨抜きにされていくマチュー・アマルリックのトホホさがなんともたまらない。

それにしても、80代に突入してから、ここへ来てまたもや“攻め”の作風で映画ファンをあっと言わせてくれたロマン・ポランスキー監督。その若々しい感性は、麗しく魅力的な年下の妻、エマニュエル・セニエとの夫婦生活の賜物に違いない。『毛皮のヴィーナス』を見れば、そんなことを邪推せずにはいられなくなる。【文/山崎伸子】

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