中井貴一&工藤阿須加、偉大な父は「一生、超えられない存在」

Movie Walker / 2015年1月7日 17時59分

男性キャスト陣が父親への熱い思いを明かした

重松清の同名小説を映画化した『アゲイン 28年目の甲子園』(1月17日公開)の完成報告会見が1月7日に都内で開催され、中井貴一、波瑠、工藤阿須加、柳葉敏郎、大森寿美男監督が出席。男性キャスト陣が自身の親について、「一生、超えられない存在」と声をそろえた。

本作は、全国の元高校球児が世代を超えてチームを作り、再び甲子園を目指す実在の大会“マスターズ甲子園”を舞台に、忘れようとした夢に再び挑戦する大人たちを描く人間ドラマ。親子の絆がひとつのテーマとなる本作。俳優の佐田啓二を父に持つ中井は「親は幹で、子どもは枝葉」と口火を切り、「子どもが親に勝てることは多分、一生ないと思う。親に近づいていこうと努力するけれど、そこには大きな壁があって、子どもは跳ね返されながら一生懸命に向かっていくもの」とじっくりとコメント。

ソフトバンク・工藤公康監督の長男で、若手俳優の工藤は「親は憧れであり、超えられない壁」と中井の意見に同調。元プロ野球選手の父を持つ一方、「これまで野球の経験はなかった」という工藤阿須加だが、「サードの役だったので、誰をイメージしたらいいのか」と父にアドバイスを求めたとか。「長嶋(茂雄)さんをイメージしたらと言われて」と父の言葉を照れ笑いで振り返りながら、「今まで野球に興味がなかった。今回の映画をきっかけに野球を好きになることができました」と嬉しそうな表情。柳葉も「男だからかな。奇遇ですが、同じ気持ちで聞いていた。親は、死ぬまで超えられない存在」と声をそろえていた。

またこの日は、それぞれが書き初めを披露。「今年挑戦したいこと」を発表した。中井が「蓄積」と書き初めを披露すると、柳葉があまりの中井の達筆ぶりに「めまいがした」とふらつき、会場の笑いを誘う一幕も。波瑠は「ひとり旅」、工藤は「心体技」、柳葉は「舟出」、大森監督は「一作入魂」と新年の誓いを立てていた。【取材・文/成田おり枝】

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