塩田明彦監督のロマンポルノが老人にも大ウケ!間宮夕貴&永岡佑も笑顔

Movie Walker / 2016年12月17日 18時10分

塩田明彦監督のロマンポルノ、ロカルノでも拍手喝采!

塩田明彦監督が初のロマンポルノに挑んだ映画『風に濡れた女』の初日舞台挨拶が12月17日に新宿武蔵野館で開催され、間宮夕貴、永岡佑、塩田監督が登壇した。

ロマンポルノ・リブート・プロジェトの第2弾となる本作。間宮と永岡を主演に迎え、本能むき出しのままにヒートアップする男と女の駆け引きを軽妙に描く。第69回ロカルノ国際映画祭のコンペティション部門にも選出され、若手審査員賞を受賞した。

塩田監督は「自分で言うのもなんだけれど、拍手喝采だった」とロカルノの反応を述懐。「街で声をかけられることも多かった」と言い、「80歳、90歳くらいのご老人が杖をついて歩いてきて。すれ違って僕のことを見た瞬間に、曲がっていた腰がぐーっと伸びて『スーパーマン!』と言われた。最高だと」とロカルノの老人からグーポーズをもらったことを明かすと、永岡は「曲がった腰が伸びるなんて」と話して会場の笑いを誘っていた。

12月22日より、香港でも上映されることが決定した。劇中ではアクション映画のような濡場も描かれているが、塩田監督は「香港映画の影響が入っている」と告白。「撮りながら、チン・シウトン監督の『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』に似ているなと思っていた。僕は『どろろ』という映画でシウトン監督と一緒に仕事をしていたことがあって。アクションの作り方を思い出していた」と明かし、「香港でどんな反応が帰ってくるか楽しみ。クリスマスをロマンポルノで過ごすのがどういうことなのか聞いてみたい。扱いは“日活お正月映画”ですから」と楽しそうな笑顔を見せていた。

また本作を漢字一文字で表すこととなったこの日。間宮は「出ている最中、ずっと獣のような女性だった」と演じた女性の激しさから、「獣」と回答。永岡は「狡」とのフィリップを掲げ、「獣が交わる」とその意図を話していた。

また最後には、塩田監督が「続編の構想がある」と話す一幕も。「出だしが宇宙空間で、宇宙船の艦長が永岡くん。不気味な物体が接近してきて、(間宮演じる)汐里が宇宙空間を飛んでいる」そうで、「第二弾『宇宙の風に濡れた女』を実現させるためにもヒットさせたい」と意気込んで、会場から大きな拍手を浴びていた。【取材・文/成田おり枝】

Movie Walker

トピックスRSS

ランキング