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【動画】「ロバのえさを食べて生き延びている」──ガザ北部、食料も医療も不足する中で人びとは

国境なき医師団 / 2024年3月18日 18時44分

人道状況が著しく悪化した状態が続く、パレスチナ・ガザ地区。地域全体が爆撃を受け破壊された北部は、数カ月にわたって援助がほぼ途絶え、人びとはわずかな食料や水、医薬品しかない中で生き延びようとしている。 ガザへの攻撃と封鎖を続けるという、イスラエル当局が行った非人道的な決定が、このような状況をつくり出した。

国境なき医師団(MSF)で車両整備チームリーダーを務めるスハイル・ハビーブが、ガザ北部の切迫した現状を伝える。

MSF車両整備チームリーダー スハイル・ハビーブからの報告

「生き延びるために、動物のえさを食べることもあります。 鳥のえさやロバのえさです。道端の草を食べる時もあります。 飢えをしのいでいるんです。


この3日間、何も食べていません。 心配する妻には『腹は減ってないよ』と答えています。 今日も手ぶらで帰宅します。小麦粉もパンも米もなく…。 今、米1キロが33ドルもするんです。子どもたちに食べさせられません。
きれいな水も飲み水もない。電気も薬も手に入りません。 母は高血圧と糖尿病を患っていますが、薬は手に入りません。
今ガザでは多くの人が呼吸器を悪くしています。 爆撃による煙と粉塵が原因です。 感染症も急速に広がっています」

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