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【動画】ガザ:ナセル病院産科小児科のいま

国境なき医師団 / 2024年7月31日 17時13分

パスカル・コザール緊急対応コーディネーター

パレスチナ・ガザ地区では攻撃が続く中、妊娠中の女性や生まれたばかりの赤ちゃんの命が日々、危険にさらされています。
ガザ南部ハンユニスのナセル病院は、この街で高度な医療を提供できる唯一の病院です。
国境なき医師団(MSF)は、攻撃でこの病院からの一時退避を余儀なくされましたが、支援を再開しました。
しかし、ガザでの物資不足は悪化しています。
MSF緊急対応コーディネーターのパスカル・コザールが、現状を報告します。

ナセル病院はハンユニスの攻撃が中断した4月末から再稼働しています。
国境なき医師団は調査を行い、建物内の全ての活動を支援することを決めました。 産科、小児科、新生児ケアのほか全ての集中治療の支援です。

この病院では多くの患者を診ています。 例えば先週は24時間で500人以上の小児科の患者がいました。
小児科の稼働率は現在114%です。

ガザの人びとの健康維持は大きな課題です。
活動維持に必要な薬や燃料の物資不足は悪化しています。

ガザの人びとの健康を維持することは、我々の日々の挑戦なのです。

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