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米国:トランプ大統領の移民に関する新たな措置は、人道的な影響を及ぼす

国境なき医師団 / 2025年1月22日 19時12分

米国アリゾナ州ササベで、巨大な国境の壁が途切れた地域を視察する援助団体のスタッフ。公式な手続きが拒まれ、こうした危険な地点からの入国を試みる人は多い=2024年4月29日 © Christopher Lee

国境なき医師団(MSF)は、米国のトランプ新大統領が1月20日から発表した一連の行政措置の中でも、特に保護を求める人や移民・難民を締め出すための措置が人道的な影響を及ぼすことを懸念する。

安全を求めることは犯罪ではない

一連の大統領令や行政措置には、南部国境における国家非常事態の宣言や、軍による移民の取り締まり、漠然とした公衆衛生の脅威を法執行の根拠にしている「侵略から国家を保護する保証」、米国への難民受け入れの一時停止、保護を求める人を危険な状況に追い込む「メキシコ残留」政策の再施行などが含まれる。 MSFは、第一次トランプ政権下、そしてバイデン政権とオバマ政権下における抑止と封じ込め政策がもたらす深刻な影響について、繰り返し警鐘を鳴らしてきた。 MSFは今一度、国内法および国際法に則った、安全で人道的な移民政策の策定を求めている。 MSF米国の事務局長、アブリル・ブノワはこう述べる。 「私たちはトランプ新政権に対し、人びとが保護を求める権利を尊重し、保護を求める人びとのために人道的な道を作るよう求めます。 安全を求めることは犯罪ではないのです」

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